自分の気持に逆らって人と過ごした時間だけに執着していると幸運を逃してしまいます。
これは『なぜか「幸運を引き寄せる人」のちょっとした習慣』(PHPスペシャル編集部 編、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
大切なのはその人と一緒にいた時間の長さではない
人間関係はつきあった長さではなく、つきあっている間にどれだけを学んだかが大切だと著者は言います。
僕のセミナーに参加している女性たちと話をしていると、出会いを時間軸で考えている人が結構多いようです。
「彼とは5年つきあって結婚も考えているから、『あれ?』と思うことがあっても、リセットするのが怖い」といった感じです。
しかし、人間関係で「自分がこれだけやったのだから・・・・・・」といった時間換算はしない方がいい。
長い人生から見れば、たったの5年。別れても彼とつきあった5年の経験は無駄ではありません。必ず学びはあります。
(P.78 久野浩司 著 『幸運は人とのご縁が運んでくる』 より)
自分の心の声に反して、その人と費やした時間だけを見てしまうと、人生を後悔してしまうかもしれません。
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時間に執着するのをやめてその人から「得られるものがあるか」を考える
たとえば、仕事で時間はかけているけれど成果物が一向にできあがってこないという人、身の回りにいませんか?
そういう人は、時間をかければ良いものが作れるのだと思ってしまっているのです。
同じように、恋人、友人、同僚など、長い時間を過ごしたからといってその人間関係から学びがあるかと言えば一概にそうとは言えません。
いつもだらけて過ごしてしまうカップルと毎週いろいろな場所に出かけて新しい体験をするカップル、1年間で得られるものはどちらが多いでしょうか。
時間は確かに貴重なものです。
しかし、その人と過ごした時間に見合った成果があったか、学びがあったかを考えて一度自分を振り返ってみてください。
そうすることで、その人と現状のままでいるべきか判断・行動するための指針が見えてきます。
一度きりの人生、もしかしたら自分の判断の結果後悔してしまうかもしれませんが、その後悔が「学びのある後悔」ならば、思い切った決断をすることで道は開けてきます。
ずるずるそのまま進むか、何かしらアクションを起こして現状を変えるか、意外と答えは簡単に見つかるかもしれません。
時間に執着せずに学びがあるかを重視すると幸運を逃さないことに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書はいろいろな著者が書いた幸運になるための方法を一冊の本にまとめたもの。
複数の著者が記事を執筆しているので、さまざまな視点から幸運について学ぶことができます。
興味のある方は是非読んでみてください。
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