使う頻度の少ない大切な服を普段から着ることで、自分に自信がついて行動も前向きになります。
これは『強運になれる50の小さな習慣』(中谷彰宏 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
大切なお気に入りの服、いつ着ましたか?
本書には以下のように書かれています。
あなたの一番いい服は、どの服ですか。
最近その服を着て、どこに行きましたか。
その服を、年に何回着ますか。
一番いい服は、一番着る回数の少ない服になってしまいがちです。
「ここ一番」という時に取っておきがちになるのです。
とっておきすぎて、結局、着る機会を失ってしまうのです。
こんなムダなことはありません。
(P.173 より)
クローゼットの中にはなかなか着ない服がたくさんあるのではないでしょうか。
大切な服を着ないことほどもったいないことはないと著者は言います。
大切にされているって?
大切なものを丁寧にしまっておいていますか?
実はその考え方、モノに対してかわいそうな考え方です。
たとえば、「いつも近くにあって使われるハサミ」と「大切にしまわれて日の目を見ないハサミ」、どちらがモノとして大切にされているでしょうか。
モノは使われてなんぼですから、いつも使っているモノの方が大切にされていると言えます。
服も同じです。
大切な服ほど、使う頻度を多くしてあげた方が、服として大切にされているのです。
服を選ぶ基準は「好きな人に見せて恥ずかしいかどうか」
とはいえ、どの服も大切だと言うこともできるかもしれません。
そんなときは、「好きな人に見せられるか」を意識すると本当に大切な服かどうかがわかります。
いつも着る服にもランクがあって、近場に買い物に行く服、デパートに行く服、パーティーに行く服など、使い分けていることでしょう。
たとえば、近場に買い物に行ったとき、好きな人にばったり会ってしまったとしたら、ランクづけの低い服では恥ずかしい目を見てしまいます。
ですから、いつもランクの高い服をいつも着るようにしていれば安心ですね。
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自分に自信が持てるようになり、身の振る舞いがよくなる
そして、嬉しい効果で、人は着ている服で振る舞いが変わります。
特に、大切なモノを着ているときほど、丁寧にふるまうようになりますから、エレガントな身のこなしになります。
大切な服を普段から着るだけで、行動が変わり、自分に自信がつくのです。
もし、高価な服や大切な服だからといって使う頻度の低い服があるなら、思い切って普段から着てみてください。
好きな服を着ている自分が好きになり、生活が楽しいものに変わりますよ。
大切な服ほどたくさん使う方が服のためになると学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は幸運になるための50の習慣を学べる一冊。
書かれていることはどれも小さなことですが、なかなか実践するのが難しい生きるためのマナーのようなもの。
それらから自分や他人を大切にするちょっとしたコツを学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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