慣れていないと緊張してしまう仕事の電話対応。そんなとき、胸に片手を当てて自分の声の振動を感じるようにすると、落ち着いて話すことができ良い声も出るようになります。
これは『幸運を呼ぶ魔法の声を手に入れる方法』(桐ヶ谷ボビー 著、角川書店)を読んで学ぶことができました。
目次
新入社員の登竜門「電話対応」
本書には以下のように書かれています。
オフィスにかかってくる、電話の対応が苦手な生徒さんがいました。
電話は、見ず知らずの人から突然かかってくるので、少し緊張してしまい、声が細くなり、相手に聞き取りづらい話し方になってしまうようです。
電話で話すとき、日常話すときよりも喉に圧力をたくさんかけて、声をしぼりだすような発声になってしまうことがあります。
喉を痛めている時の長電話は要注意です。
しかし、電話では頼りになるのは、声だけ。
できれば、相手にいい印象をもってもらいたいものです。
(P.120-P.121 より)
社会に出れば必ず電話など、声での対応がでてきます。
電話になると、声色を変えて丁寧に話している人がいますが、受話器の先では結構聞き取りにくいこともあります。
慣れるまでに時間のかかる電話対応、一体どうしたらいいでしょうか。
誰でもできる、響いた声を出すコツ
そんなとき著者は、声が体と「共鳴」するように発声するのがコツだと言います。
声と体が共鳴すると、声と一緒に体も振動するので、響きが増して聞き取りやすくなるのです。
では、どのようにして自分の声が共鳴しているかをチェックするのかというと、
胸に手を当てて自分の声の振動を感じるとわかりやすくなります。
自分の胸に手を当てて、「んー」とハミングしてみてください。
低い音から高い音へ少しずつハミングの音階を上げていくと、手に振動が伝わってきます。
この振動が一番感じられる音の高さが、自分の声と体が共鳴している音階です。
その音の高さで声を出すと、良い響きの声を出すことができるのだそうです。
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良い声で楽しくコミュニケーションしよう
今回紹介した発声のチェック方法は、電話対応のみならず、営業、受付、プレゼンテーションなど、人に自分の言葉をつかう場面で大活躍します。
言葉は「伝える」だけの自己満足では意味がありません。
言葉は「伝わる」ことで意味を成します。
自分の言葉が伝われば、コミュニケーションがより楽しくなりますね。
「自分の胸に手を当てて振動を感じる」
是非試してみてください。
響きの良い声を出すコツを学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書はシンガーソングライターである著者が、人に響きよく聞こえる声の出し方を丁寧にレッスンしてくれる一冊。
聞いて心地よい声の出し方を通して人間関係を良好にする方法を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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