人のいいところに目を向けて好きになり大切にしていると、幸運が舞い込むようになります。
これは『運は実力を超える』(植島啓司 著、KADOKAWA)を読んで学ぶことができました。
目次
人を好きになる訓練をしよう
本書には以下のように書かれています。
誰もが幼い頃から「何より人を好きになる訓練をする」ことが大切だと知るべきであろう。
人は自分を好きになってくれる人を好きになるものである。
だから、先に相手を好きになってしまうのだ。
そのためにはいくつか秘訣があるのだが、まず第一に「一つのプラスでその人を好きになる」ということがある。
これは考え方ひとつでできるようになるかもしれない。
たいていは「一つのマイナスで人を嫌いになる」ものである。それではいけない。
人を好きになる訓練は人生でもっとも大切なことの一つ。
たとえイヤなことがあっても、改めて相手のいいところを数え上げてみることも必要だ。
幸運の多くは他人からもたらされるということを、改めて心に銘じなければならない。
(P.46-P.47 より)
友達からパーティに招待されたり、サプライズでプレゼントをもらえたり、ステキな人を紹介してもらえたり、幸運の多くは人からもたらされるもの。
そんな交友関係をつくるには、その人のいいところを探すように意識し、人を好きになる訓練をしようと著者はいいます。
他人のいいところは「ありがとう」と伝えたときに見つかる
他人のいいところを探すときは、「ありがとう」と言ったタイミングを覚えておくのがコツです。
「ありがとう」と感謝を伝えるということは、相手が自分に対していいことをしてくれたとき。
「自分にいいことをしてくれる人」=「いい人」です。
シンプルですが、これがなかなか優秀でいろいろな人のいいところが見つかるようになります。
感謝も素直につたえることができますから、お互いの関係も良好にすることができます。
嫌いな人をどうしても好きになれない?
世の中、嫌なんだけど、どうしても付き合わなくてはならない人はいるものです。
しかも、その人の悪いところは目に付くけれど、いいところはなかなか見つけにくいもの。
これは、「自分よりも優れているか劣っているか」を気にしているためです。
イヤな人なのに自分よりも優れたところを見つけてしまうと、自分が相対的に劣っているように感じてしまいます。
特に嫉妬している部分があると、なかなかその人を受け入れられないため、イヤな感情がモヤモヤしたままになってしまうんですね。
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自分がその人に嫉妬している部分を感じ取ろう
そんなときは、「その人に嫉妬しているところ」を感じ取ってみてください。
嫉妬しているところがあるということは、その人は自分にない部分を持っているということです。
たとえば、いろいろな人に笑顔を振りまくことができるとか、たくさん海外旅行につれてってくれるパートナーがいるとか。
くやしいかもしれませんが、そこは優劣で考えずに、相手は自分に無いものを持っているんだと素直に認めてみてください。
自分にないものを持っている人、自分にできないことができる人は、純粋に素晴らしい人です。
その事実に気づくことができると、その点に関しては尊敬の念が芽生えるようになります。
その一点だけでいいので、人のいいところを見つけて好きになってみてください。
人の一部でも認めることができるようになると、その人を見る目がポジティブになります。
そうして一人でも多くのよいつながりをつくって、幸運が舞い込む環境を整えましょう。
嫉妬心を利用してイヤな人でも好きになる方法を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は運をつかむにはどうすればいいのか、運の本質について踏み込んで行く一冊。
勝負事、とくにカジノでの運の考え方は実践的で、仕事やスポーツなど、様々な場面で精神的に強くなる方法を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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