自分の欠点や弱い部分を知って受け入れることで対策ができ、人生をより豊かにしていくことができます。
これは『幸運力 運のいい人には、さらに運のいいことがやってくる!』(佳川奈未 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
自分の欠点をや弱さを補おう
本書には以下のように書かれています。
弱さを知ったら、それを否定したり、悲観したり、卑下するのではなく、ありのままに見つめ、そういう部分があるということをわかっておくことで、そこがさらに弱まらないよう心がける。
たとえば、体力的に弱いのであれば、食生活や生活習慣を見直したり、いままでよりも身体を思いやる。
また、感情的に脆いのであれば、感受性の豊かな自分であることを認め、できればいやなことで感情を乱す暮らしではなく、良書や美しい音楽やステキな感動的なドラマやいい人たちとかかわることで、よい感情づくりに役立つ暮らし方をする。
また、行動することに弱いというのであれば、好きなことをするために動くということで、動く楽しさを覚えるようにする。
というように、なにかしら、抱えている弱さというのは、それらを悲観的に見ることでなく、良いものとしてとらえることでプラスの要素として成り立たせることが肝心。
(P.58-P.59 より)
わたしたちが目を背けてしまいがちな「自分の弱い部分」。
それにあえて目を向けて、とらえ方を変えることで、前向きに人生を好転させることができると著者は言います。
欠点や短所は裏返せば長所になる
物事はとらえ方次第で多くの解釈をすることができます。
たとえば、
文字を書くのが下手だったとしても、「個性的な字」と解釈することができます。
優柔不断で決断が遅かったとしても、「深く考えることができる」と解釈することができます。
せっかちでミスが多くても、「時代に合ったスピード感を持っている」と解釈することができます。
両足が動かなくても、「足が動かない人の価値観がわかる強みがある」と解釈することができます。
太っていても、「愛嬌のあるボディ」と解釈することができます。
このように、一見弱みのように見えるものも、自分の考え方一つで前向きにとらえることができるのです。
前向きな方が人生が幸せになる
どんなことも前向きにとらえることができると人生で得をします。
というのも、自分の弱い部分や欠点を見つめて改善をしたり、自己肯定をしてコンプレックスをチャームポイントに変えることもできるからです。
こうした考え方の転換は、自分でやろうと思えば誰にでもできるもの。
考え方の転換は、すべての人に与えられた、強みをつくるための一つの能力なのです。
ですから、自分を卑下せず、肯定してみてください。
自分のイヤな部分を変えよう、自分のイヤな部分を受け入れようという気持ちが芽生えて、毎日を明るくすることができます。
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考え方の転換で小さな幸運や幸せも増やせる
こうして考え方を前向きにするようになると、今までマイナスにとらえていたことをプラスに考えることができるようになります。
たとえば、コップに半分だけ水が入っていたとき「たった半分か」と思っていたのが「半分もある」とポジティブにとらえられるようになるということです。
小さな幸運は身の回りにあふれています。
- 信号が全部青でスムーズに目的地に行けた
- 電車で目の前の席が空いて座れた
- ほしかった商品が最後の一つがゲットできた
- レストランの奥の落ち着いた席に案内してもらえた
- 落とし物や無くした物が見つかった
- いつも使っているものがセールで安く買えた
- お店の店員さんが優しい対応をしてくれた
普通だったら通り過ぎてしまいますが、物事を前向きにとらえられるようになると、こんな小さなことでもラッキーなこととして気づけるようになるのです。
その幸運を見つける数が多くなればなるほど、毎日は充実して幸福感に包まれる生活を送ることができます。
まずは自分の欠点に気づく。
そしてそれを受け入れて、前向きに転換してみる。
その小さな一歩が幸運な生活を送るための大きな一歩になります。
自分の欠点を長所に変える考え方を身につけると前向きになることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、女性をより魅力的にするアドバイスを教えてくれる一冊。
特に、額や目やなどの顔のパーツごと、肩や胸や脇腹などのカラダ全体のパーツごとのケアの仕方が細かく書かれているのが印象的な一冊でした。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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