お金は嬉しく楽しくありがたみを持って使うと、お金から好かれる体質になります。
これは『運がいいとき、「なに」が起こっているのか?』(石田久二 著、サンマーク出版)を読んで学ぶことができました。
目次
感謝価格でお金から好かれる
本書には以下のように書かれています。
オレは1500円のジントニックが大好きだ。なぜなら激安だから。
いや、ジンとトニックを混ぜただけのが1500円って高いと思うかもしれない。
だけども、最高の場所、最高のバーテンダー、最高の仲間、最高のトークと一緒にいただくジントニックは1500円以上の価値を感じるわけよ。
たとえ3000円出しても納得する。
そこで、「こんな最高のジントニックが1500円なんてありがたいな」と感じることができれば、その瞬間に潜在意識の世界では、このような数式が成り立ってしまう。
「感謝価格(3000円)ー実際価格(1500円)=潜在価格(1500円)」
(P.185-P.186 より)
感謝価格とは、自分の満足度によってつける仮想の価格。
潜在価格とは、支払った金額と感謝価格の差異です。
感謝価格の高さによる気持ちの違い
感謝価格が実際価格よりも低ければ、潜在価格はマイナスとなり、不満足だったということになります。
いわゆる、「この値段でこの味とサービスはちょっと無いかな…」の状態。
逆に、感謝価格が実際価格よりも高ければ、潜在価格はプラスとなり、店への満足度が高く実際の価格以上に満足できて得した気分になったということになります。
いわゆる、「この値段でこの味とサービスだったら安いものね!」の状態です。
お金を使うときには感謝しよう
著者はお金を使うときに感謝することはとても大切だと言います。
たしかに、ただお金を使うよりは「美味しかった、ありがとう。」「いいものを買えた、ありがとう。」といってお金を使った方が心が気持ちよくなります。
ただお金を使うことからほんの少し考え方を変えるだけで、普通の食事や買い物がありがたいものに感じることができるんですね。
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お金を使うことは身近だからこそ、感謝を習慣にできる
世の中なんだかんだでお金が無くては生きていけません。
最も身近な活動だからこそ、「お金を使うこと」に感謝して、お金の大切さやものを買えるありがたみを忘れないようにすることは小さな幸運や幸せに気づくためにも大切だと感じます。
お金を使うのなら嬉しく楽しくありがたみを感じながら使う。
シンプルですが、なかなか実践するのは難しいもの。
まずはお金を使えることに感謝する。
その上で、今回学んだ「感謝価格」を自分なりにつけて、本来の価格以上の満足を感じるようにしていくことで、自然と気持ちよくお金を使うことができるようになるでしょう。
感謝価格をつけて気持ちよくお金を使うと、お金に好かれることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本の著者はメンタルコーチであることもあり、本書は全体的に夢実現へのモチベーションを高めるような内容になっています。
自分の目標とそれを実現するための具体的な金額を書き出させるなど、金銭的な視点からみて夢実現への道のりを具体化させる現実的な手法を学ぶことができる一冊です。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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