人にねぎらいの言葉をかけるようにしていると、幸運が舞い込む確率が上がります。
これは『神様が教えてくれた幸運の習慣』(田中恆清 著、幻冬舎)を読んで学ぶことができました。
目次
他人のために汗を流す人
本書には以下のように書かれています。
例えば、あなたの家に新聞を届けてくれる配達員に、「ご苦労さま」とか「いつもありがとう」などと声をかけてみてください。
相手を思いやる言葉には相乗効果がありますから、声をかけられた配達員はもちろん、声をかけたあなたも清々しい気分になるものです。
(中略)
通勤時でも、子どもの交通安全を見守る人や、道のゴミを拾う人、雪かきをする人など、他人のために汗を流す人を多く見かけます。
そうした人々に「ありがとうございます」と声をかければ、双方にとって素敵な一日になりそうです。
(P.107 より)
誰かのために汗を流している人に対して感謝の気持ちをもって接すると、言った方も言われた方も清々しい気持ちになり、幸せを感じることができると著者は言います。
人の嫌がることを仕事にしている人をねぎらってみる
トイレの清掃員やゴミの収集員など、人がするのを嫌がることを仕事にしている人はとても大変です。
ただでさえ嫌だと感じることを、自分のためではなく他人のためにするのですから。
そんな人たちを見かけたら
「おつかれさまです」
「いつもありがとうございます」
と、声をかけてみてください。
公共の場など、言葉をかけるのは恥ずかしく感じるかもしれませんが、その人たちのおかげでキレイな設備を使うことができるのだと思うと、一言声をかけるくらい安いものです。
そして、言ってもらえた人はその言葉だけで少なからず救われます。
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ねぎらいの言葉をかける人は幸運になれる
ねぎらいの言葉をかけることができる人は幸運になる確率が高くなります。
というのも、ねぎらいの言葉をかけるときに、いろいろな人がその言葉を耳にしているからです。
たとえば会社のトイレだったら、上司や重役がたまたまその状況を目撃するかもしれません。
そうなると、人としての好感が上がりますので、思わぬ嬉しい状況が舞い込むようになります。
下心をもってねぎらいの言葉をかけるというのも少し考えものですが、何もしないよりは行動しやすくなりますから、多少はいいでしょう。
人の嫌がることを仕事にしている人のおかげで、気持いい毎日を過ごせます。
このおかげさまの気持ちを忘れないように生活していきたいですね。
ねぎらいの言葉をかけるとお互いが清々しくなることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は神仏霊場会会長であり石清水八幡宮の宮司(ぐうじ:神職や巫女をまとめる神社の長)を務める著者が、神様に仕える身として感じ得た幸運になる習慣を教えてくれる一冊。
日本の古くからの伝統や歴史を通して、人が清く生きていくための所作を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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