幸運になるためには自分を大切にすることが欠かせません。
これは『科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子 著、サンマーク出版)を呼んで学ぶことができました。
目次
自分を大切にできない人は、人から大切にされない
本書には以下のように書かれています。
たとえば、あなたの目の前に2台の車があるとしましょう。
1台はピカピカに磨かれた車で、もう1台は汚れていて車体に叩かれた跡がある状態です。
もしあなたが「この2台のうち、どちらかを棒で思いきり叩いてください」と言われたら、あなたはどちらの車を叩くでしょうか。
おそらく多くの人が、汚れている車を選ぶと思います。
(中略)
実は、これと同じことが、人に対しても起こるのです。
自分を大切にしている人を粗末に扱うのは抵抗があります。
しかし、自分で自分を粗末に扱っている人には、こちらも同じように粗末に扱ってもいいような気がしてくる。
身なりのきちんとした人には思わず敬語を使いたくなりますが、身なりにあまりに無頓着な人にはその気はなかなか起こりません。
つまり、ほかの人から大切に扱われるようにするには、そして、周囲の人と良好な人間関係を築くためには、まずは自分で自分を大切にする必要があるのです。
(P.31 より)
これは、「割れ窓理論」といわれる有名な理論に基づいています。
たしかに、汚いモノならちょっとくらい雑に扱ってもいいような気がしてしまいますね。
それだけに、自分自身のケアをして大切にすることが欠かせないと著者は言います。
自分を大切にする10の質問
では、自分を大切にするにはどうすればいいのでしょうか。
もし自分を大切にできているかわからない場合は、以下のことができているかをチェックしてみてください。
- 毎日自分の好きなことをする時間をもっている
- 他人に振り回されず、自分が望んでいないときは「ノー」と言っている
- 気持ちがウキウキする好きなモノを持っている
- 一日3回以上は鏡を見て身なりをチェックしている
- ゆっくりお風呂につかる時間をとっている
- 栄養バランスのいいものを食べている
- 十分な睡眠をとっている
- 体のバランスを保てるくらいの運動をしている
- 自分の気持ちに素直でいる
- 好きな人や心おちつく人と一緒にいる
いかがでしょうか。
いくつか当てはまる人はそれを続けつつ、当てはまる項目を増やしていってみてください。
SPONSORED LINK
もし自分を大切にできていないなら鏡を見る回数を増やそう
問題なのは、一つも当てはまらなかった場合。
自分を大切にできていないと、自信がなくなり、行動する気も起きず、さらに自分を雑に扱ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
そこで特におすすめしたいのは「鏡を見て身なりをチェックする」こと。
服装など、自分の外見が整うと、それだけで自分の自信につながります。
体がつくられると、心もつくられてやる気が湧いてくるのです。
ですから、自分を大切にできていないときは、騙されたと思って鏡を見る回数だけでも増やしてみてください。
以下の記事は、鏡を見て自己肯定する方法ですので、是非参考にしてみてください。
▼関連記事
幸運と幸せになる方法!魔法の鏡をたくさん見て自己肯定感を得よう
幸運になるために、今日から自分を大切にする習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
自分を大切にできているかを確認できた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は脳科学者である著者が、幸運と脳のはたらきを結びつけながら、人が幸運を感じる方法を教えてくれる一冊。
とても論理的でわかりやすく、一つひとつの方法を「なるほど」と納得しながら読み進めることができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
あなたにおすすめの記事