「口は災いのもと」を意識して言葉に気をつけていないと、思わぬ不運に見舞われるはめになります。
これは『運によく効く100の方法』(佳川奈未 著、三笠書房)を読んで学ぶことができました。
目次
冗談でもとらえ方は人それぞれ
本書には以下のように書かれています。
運のよい幸せな毎日を送りたいのなら、冗談でもよくないことは言わないことです。
ほんの冗談のつもりで言ったことが、誰かを傷つけたり、ことの方向性を変えたり、うまくいきかけていたものをおかしくさせたり、何かを完全に壊してしまうということが実際にあるからです。
言ったほうは「冗談だってば!」と言っても、言われた方の衝撃が大きく、傷つけてしまったら、取り返しのつかないことにもなりかねないのです。
「口は災いの元!」であることを知っている人は、言葉を選んで、かしこく使うものです。
(P.110 より)
人の心が読めない以上、相手が自分の言葉をどのように受け取ったかはわかりません。
ですので、変な誤解やすれ違いを生まないためにも、よくない冗談は言わない方がいいと著者は言います。
冗談は悪口ではなく笑いを誘うために使おう
誰かにキツいことを言ったり、グサッと心に突き刺さる言葉を言ったりしたときに「ごめん、冗談だから」と言ってフォローすれば済むと思っている人は、実は少なくありません。
相手に何かしらのアドバイスを言うときに下手に冗談で包み込むと、不快にとらえられてしまいます。
冗談は皮肉や苦言を言うために使うためのものではなく、本来笑いを誘うためのジョークとして使うもの。
ですから、どんなときも誠実さをもって接するように心がけましょう。
時には冗談を言うことも大切ですが、それは場の雰囲気をよくするために使ってください。
SPONSORED LINK
いつも思いやりをもった言葉選びを
誠実に相手のことを思いやりながら言葉を選択すると、相手を不快にさせたりいざこざに巻き込まれないようになります。
言葉は簡単に出せるだけに、使い方は慎重になった方がいいですね。
普段から相手の立場に立って、思いやりをもって発言するように心がけて、不運なトラブルに巻き込まれないようにしましょう。
自分の発する言葉は誠実さをもって選ぶようにすると不運なトラブルに巻き込まれないことを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、全部で100もの幸運になるための考え方や行動習慣を教えてくれる一冊。
すべてを実践する必要はなく、今の自分に必要だと思うものを試してみればよいので、気軽に読み進めることができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
あなたにおすすめの記事