自分で「運が悪い」と思ったときに「No!」と言うことで自ら不運な気持になることを回避することができます。
これは『幸運が向こうからやってくる簡単な習慣』(小島 鳳豐 著、主婦の友社)を読んで学ぶことができました。
目次
「NO!」はネガティブな思いをぬぐい去る
本書には以下のように書かれています。
心の片隅によからぬ思いが浮かんだときや心配事が脳裏をよぎったとき、その思いをぬぐい去るために、私が30年使っているとっておきの言葉があります。
その言葉は「NO(ノー)!」です。
否定的な考えが浮かんだとき、人からいやなことを言われたとき、望まないできごとが起きたとき、「NO!」と、心で強く宣言するのです。
(P.93 より)
たとえば、駅のホームに着いたとたんに電車が走り去ったり、いつも買うコーヒーが売り切れていたり、出がけにドアで指をはさんだり、「ツイてないなあ」と言いたくなることってありますよね。
そんなときは「ツイてない」「運が悪い」と言うかわりに「NO!」と言ってみてください。
「OH NO!(オーノー!)」でもいいでしょう。
そうすることで、そのあとに続くネガティブな脳のはたらきをストップさせることができます。
言葉は自分の気持をつくりだしてしまう
人間の脳はとても単純で、最初に発した言葉のあとに続くイメージをそのまま浮かべてしまいます。
たとえば、「楽しい」と言った場合はその直後に、趣味、遊園地、大好きな人とのデートなどの楽しいことをイメージしやすくなります。
反対に、「つまらない」と言った場合はその直後に、やりたくもない仕事、長い演説などの退屈なことをイメージしやすくなってしまいます。
同じように、「運が悪い」と思ってしまうと、その後には運が悪いことをイメージしてしまうのです。
そうならないように、「運が悪い」ではなく「NO!」と言うことでそのあとに続く脳の悪いイメージ化をストップさせることができます。
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「NO!」のあとは気持を切り替えよう
「NO!」と言って脳がネガティブになるのを防いだ後は、それ以上ガティブな感情が湧いてこないように「仕方ない」と気持を切り替えてしまいましょう。
「NO! 電車が行っちまった! 仕方ない、次を待つか!」
「NO! いつものコーヒーが売り切れてる! じゃあ新しいコーヒーを飲んでみるか!」
「NO! ドアに指を挟んじまった! でも大したケガじゃなくてよかった! HAHAHA!」
だれでも腹が立ったり、落ち込んだり、タイミングが悪かったりすることはあります。
そんなときだからこそ、平常心を保って心に余裕をつくるために「NO!」と言ってみてください。
心にほんの少しの余裕をつくることで、脳を不運な考えから遠ざけることができますし、精神衛生を平常に保つこともできます。
是非、外国人になったつもりで、不運なときの「NO!」を実践してみましょう。
不運なとき「NO!」と言ってネガティブな気持を引きずらない方法を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は開運ブログのアクセス数8800万以上をほこる人気ブロガーでもある著者が、生活の小さな習慣を変えることで幸運になる方法を教えてくれる一冊。
スピリチュアル要素の強い内容ですが、誰でも実践しやすい内容の開運術を学ぶことができます。
興味のある方は是非読んでみてください。
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