どんなに悪い状況でも、リフレーミングを行うことで、ポジティブになることができます。
これは『マーフィー「心の力」と「強運」の法則―「前向き思考」で人生は必ず好転する!』(植西聰 著、成美堂出版)を読んで学ぶことができました。
目次
楽天の発想で前向きになろう
本書には以下のように書かれています。
「楽天の発想」とは、そのものずばり、自分の身に降りかかってくる現象や自分の身の回りに起こる現象を、すべて「善」にとらえる発想の転換法のことを言います。
つまり、いかなるマイナスの現象であっても、
「これは自分にとって都合のいいことなのだ」
「こうなったおかげで新しい展開が見えてくる」
「そのおかげで新しいチャンスがつかめる」
と考えるようにするのです。
(P.134 より)
楽天の発想とは、自分に起こった出来事すべてをポジティブにとらえる、究極のポジティブシンキングです。
このネガティブをポジティブに変換する思考法が身につくと、心に余裕を生むことができるのだと著者は言います。
リフレーミング:ネガティブからポジティブへの転換
このようなネガティブな状況をポジティブにとらえる思考の転換方法を、心理学では「リフレーミング」と呼んでいます。
意見や見方といった枠組み(フレーム)を変えていくことによって、ストレスを解消したり、行動パターンを好ましい方向に導いていくための療法として注目されている思考法です。
この考えを取り入れることで、辛い状況でも心を前向きにすることができます。
リフレーミングでポジティブシンキングをしてみよう
不運な出来事に襲われても、リフレーミングを知っていれば、発想の転換で不運を幸運な状況に変換することができます。
たとえば、
リストラされた
→転職するいい機会だ
→独立するチャンスだ
つきあっていた人と別れた
→新しい恋の始まりだ
→自分のための時間が増えた
会社でこき使われてる
→この不景気に働けているんだからありがたい
→今後の人生を考えるいい機会だ
のように、不運な状況を「好機」としてとらえると、心をポジティブにすることができます。
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無理にポジティブになる必要はない
とはいえ、辛い状況をすぐにポジティブにとらえることは難しいもの。
無理して前向きになろうとすると、逆に心理的プレッシャーを感じてしまい、心が疲れてしまいます。
ですから、辛いことが起こってすぐにリフレーミングをして、ポジティブシンキングをする必要はありません。
まずは起こった不運な出来事を、事実として受け止められるまで、心を休養させてください。
考えをポジティブにするのはその後でも遅くはありません。
心の状態が整い、事実を受け入れることができたら、リフレーミングしてみてください。
不運な状況だからといって、すべてが悪いわけではありません。
その不運のおかげで人生が好転するかもしれないのです。
何ごともとらえ方次第。
今回紹介した「リフレーミング」を実践して、自分の状況を打開する発想につなげてみてください。
リフレーミングでポジティブになる方法を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書はマーフィーの法則を説明してくれている一冊。
人の潜在意識に呼びかけて、自分の願望を実現させるためのノウハウをとても丁寧に学ぶことができます。
マーフィーの法則を初めて知る方にオススメです。
興味がありましたら是非読んでみてください。
マーフィー「心の力」と「強運」の法則―「前向き思考」で人生は必ず好転する!
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