パワーポーズを利用していつもより大股で歩いてみると、気分をポジティブにすることができます。
これは『読むだけで“幸運”とつながる88の方法』(吉本由美 著、三笠書房)を読んで学ぶことができました。
今回は本書より、大股で歩くだけで気分を前向きにできることを学びましたので紹介します。
目次
元気がほしいときは大股で歩こう!
もう一歩、先に進む元気がほしい。
もうひとつ、自分自身をやる気にさせる何かがほしい。
そんなときは、いつもより大股で歩いてみましょう。
爽快な風を前身に受けながら、街を歩いてみてください。
ショーウィンドーに映った自分を確かめてみてください。
視線はいつもより少しだけ上に。
顎(あご)を一センチほどくっと上げて。
そして、一度、大きな伸びをしてから歩き出しましょう。
どうでしょう? 世界が少し違って見えませんか?
いろいろなことがあるけれど大丈夫、きっとやっていける。
そんな自信が湧いてくるはずです。
(P.27 より)
気分が落ち込んでいるときは、下を向いて、歩幅も小さくトボトボと歩くようになってしまうんですよね。
そんなときだからこそ、上を向いて大股で歩くと自信がでてくると著者は言います。
実はこの行動、人間科学的にも合理的な方法だったんです。
パワーポーズ、笑うと人は楽しくなる
人間科学の一つに、行動が心を作るというものがあります。
これは「パワーポーズ」と呼ばれるもので、2分間ほど体の状態をつくると、それに引っ張られるように心がつくられるというものです。
たとえば、笑うとき。
人は楽しいときに笑うものですが、実は笑っていると楽しいときと同じ脳内ホルモンが分泌されて満足感や幸福感を得ることができます。
つまり、「笑う」という行動をするだけで、実際に「楽しい」という心をつくり出すことができるのです。
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「大股で歩く」という行動を利用して前向きな心をつくろう
行動することによって心がつくられるなら、今回紹介している「大股で歩く」という行動を利用して、脳を元気にさせることも可能です。
辛い気持ちのときこそ、
前より少し上を向いて、
いつもよりも歩幅を大きくして、
手をしっかり振り、
できれば笑顔で、
2分間だけ、
自信を持って歩いてみてください。
脳内では気持ちが高まるホルモンが分泌され、うつむいていた気持ちが少しずつ前向きになっていきます。
2分ほど歩いてみると、すっかり心は前向きになっているでしょう。
ストレスなどで心が弱り、うつむいてしまっていては小さな幸運や幸せに気づくことはできません。
今回紹介した「大股で歩く」ことで、気持ちをポジティブにできれば心に余裕が生まれてきます。
余裕のある心の状態なら、視野が広くなり小さなことにも気づけるようになります。
騙されたと思って「大股で歩く」を是非試してみてください。
暗かった気持ちが少しずつ明るくなるのを感じるはずです。
大股で歩くだけで心が前向きになることを学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は著者の人生経験をとおして、幸運やポジティブな気持ちを感じる方法を教えてくれる一冊。
誰にでも実践しやすい考え方や習慣88個を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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