自分よりレベルも人生のステージも高い憧れの人、あなたにもいるのではないでしょうか。
しかし、憧れの感情をもったままでいるとその人と同じ人生のステージに上がることは決してできません。
目次
憧れを抱いたままだと決してその人と同じステージには立てない
憧れとは自分がこうなりたいという「願望」です。
そして、人への憧れとはひとことで言って「上を見続ける」こと。
その人のようになりたいという願望を抱き続けることは、裏を返せば「今の自分はその人と同じステージに立てていないと認めている」ことになります。
つまり、人に憧れを抱いている限り、憧れの人との距離を無意識に実感してしまうので、その人と同じステージに上がることができないのです。
「憧れ」と「尊敬」の違い
では、どうすればいいのでしょうか。
強くおすすめするのは「尊敬する人」をつくること。
なぜ「憧れの人」ではなく「尊敬する人」である必要があるのかというと、両者には大きな違いがあるからです。
- 憧れの人は、雲の上の人
- 尊敬する人は、自分の道の先にいる人
つまり、現実味がちがうのです。
雲の上の存在を目指すよりも、遠くても道の先にいる人の方が、そこへたどり着くイメージがつきやすい。
その人のようになりたいと願っているのならなおさらです。
手の届かないとても高いところにいると考えるよりも、遠いけれど一歩一歩進めば近づけると思っていた方がモチベーションも維持することができます。
とにかく尊敬する人のマネをしよう
では、尊敬する人のようになるにはどうすればいいのでしょうか。
そのためには、とにかく尊敬する人のまねをするのが一番。
成果を出しているプロスポーツ選手のやり方をマネるように、その分野で早く成果を出すには、すでに成功している人から学ぶのが一番早いのです。
尊敬する先駆者から学ぶ方法はいろいろありますが、まずは以下のような方法でその人の足跡を学んでみましょう。
- 尊敬する人のブログを読んでみる
- 本を出版しているならその本を読んでみる
- SNSをフォローして普段の考え方を知る
- セミナーなどを開催しているなら実際に会いにいってアドバイスをもらう
得意なものとの組み合わせでオリジナリティが生まれ、自分のレベルと人生のステージが上がる
そして、マネをし続けていると、ある程度のところで行き詰まります。
実はそこが自分のレベルと人生のステージを上げるポイント。
そんな状態に陥ったときは「自分の得意なことと組み合わせる」ことで、新しいレベルとステージに上がることができます。
たとえば、ものまねで有名なコロッケさんは「ただのものまね」に「やり過ぎた顔芸」という自分の得意なものを加えることでオリジナリティを生み出し、エンターテイナーとして新しいステージに上りました。
コロッケ ものまね 森進一おふくろさん
(https://youtu.be/TsFXX-l_hgs より)
▼コロッケ公式ブログ
コロッケ揚げたてブログ『七コロび八起き』
自分の得意なことを見つける方法
こうしたオリジナリティは組み合わせによって生み出すことができます。
「自分にはオリジナリティがない」と思うのではなく、そのとき身に付いている「得意なこと」に目を向けて、それを今もっているスキルと組み合わせてみましょう。
意外なモノ同士の組み合わせほど、誰にもないオリジナリティとなって、さらなる自分の強みになります。
もし自分の強みや得意なことを見つけるのが苦手なら、以下の記事を参考にしてみてください。
▼あわせて読みたい関連記事
自分の強み・長所・得意分野を見つける2つの方法
憧れの人ではなく尊敬する人をつくろう
まとめますと、
- 憧れの人は「雲の上の存在」で、決してなることはできない
- 尊敬する人は「道の先にいる人」なので、自分が進み続けることで到達できる
- 尊敬する人を徹底的にマネしてまずは成果を出そう
- 行き詰まったら今までのマネに自分のオリジナリティを組み合わせて、自分のレベルと人生のステージを上げる
憧れの人を持つことは決して悪いことではありません。
しかし、憧れの人のようになりたいと思うなら、もっと現実的な視点に置き換えることで、ゴールへの道筋がより現実味を帯びてきます。
そのためには「憧れ」を「尊敬」という視点に変えてみてください。
道のりは遠いですが、確実に近づくことができますよ。
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最後に、大切なのは今すぐ行動すること
最後に、とても大切なことを一言。
何ごとも行動しなくては実現できません。
ただ憧れているだけではそこに到達することはできません。
同じく、ただ尊敬しているだけではそこに到達することはできません。
行動しないことには、自分のレベルも人生のステージも上げることはできません。
何ごとも行動しなくては実現できないのです。
あなたのレベルと人生のステージを高めるヒントになれば幸いです。
尊敬する人をつくることで、自分のレベルと人生のステージを上げるスタートラインに立てることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
Photo from Cyril Lookin / flickr