自分の人生の責任は自分でとらないと、不運に見舞われたとき後悔することになります。
これは『幸運力が高まる生き方』(ウィリアム・レーネン 著、伊藤仁彦 訳、中経出版)を読んで学ぶことができました。
目次
自分の人生の責任は自分で取る
本書には以下のように書かれています。
家族や社会的システムに影響されることなく、個としての自分を確立してください。
それはつまり、「人生におけるあらゆる選択に対して、自分で責任を取る」ということです。
(中略)
多くの人は、自分で何かを選択する前に外に意見を求め、今の状況にとどまることが賢明だと考えていますが、あなたのことを一番よく知っているのは、あなたの周りの人でも、家族でも、スピリチュアルカウンセラーでもありません。
あなた自身です。
自分で決めずにほかの人の意見で決めるということは、あなたの人生に対する責任を放棄し、他人や社会に押しつけているのと同じです。
でも、だれもあなたの人生の責任など取ってはくれません。
(P.59-P.60 より)
参考として人からのアドバイスを聞くことはよいでしょうが、他人の言葉を自分の決断とするのはやめた方がいいと著者は言います。
あなたは自分の決断を占いや相談に頼っている人ですか?
自分で決断できないのは、自分に自信がないからです。
「後悔したくない」という思いが強すぎて、一歩を踏み出せない。
その結果、人生の大切な選択の場面で、占いの結果に従った、あるいは相談した友人の言葉に従った決断をすることになる。
しかし、その決断は期待したもから大きく外れて、とんでもない不運に見舞われたとき、これは誰の責任になるのでしょうか。
「占いのせいだ!」
「あのとき友人があんなことを言ったからだ!」
と言って責任を他人に押しつけるのでしょうか。
自分の人生は自分のもの。
どんな言葉を信じたとしても、決めたのは自分。
他人に決断を委ねたとしても、それを承諾したのは自分。
自分の人生の責任は自分でとるしかないのです。
決断力を鍛えるトレーニング
では自信をつけるにはどうすればいいのでしょうか。
ここで提案したいのは「スピードメニュー決め」のトレーニングです。
たとえば、レストランでメニューを見ているときや、自動販売機でほしい飲み物を選んでいるとき、悩まずにパッと直感で決めてしまう方法です。
スピードをもって決めていくと、自分で決断するのに慣れていくことができます。
また、「あ、これは失敗だったな」と、後悔することにも慣れていくことができます。
その結果、後悔に対する恐怖心が小さくなり、自分で選ぶことに自信がもてるようになるのです。
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人生の責任は自分でとる。主体的な人生を歩もう
自信をもって選択して、後悔することにも慣れれば、自分で選ぶことが怖くなくなります。
自分で選ぶということは、自分で責任を負っているということです。
不運の多くは、自分の選択の結果引き起こされるもの。
しかし、責任を負って自信を持って選択したなら、不運を受け入れることができるようになります。
是非、勇気をもって主体的に人生を歩んでみてください。
自分で選択した結果が思いのほか良い結果だったとき、大きな幸運として喜びと幸せを感じることができるようになります。
自分で主体的に人生を歩むと、自信がついて幸せになれることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、サイキック・カウンセラーである著者が、50年に渡り数十万人へ伝えてきた幸運になるためのアドバイスやメッセージをまとめた一冊。
全体的にスピリチュアル色の強い内容ですが、自分を肯定してメンタルを改善していく実践的な方法など数多く学ぶことができます。
興味がありましたらぜひ読んでみてください。
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