人と接するときは、去り際を大切にして「また」会いたいと思ってもらえるようにすると、人からもらえる幸運の確率が上がっていきます。
これは『開運レッスン』(ゲッターズ飯田 著、セブン&アイ出版)を読んで学ぶことができました。
目次
「また」を大切にすればいい
人と会うときやお店でサービスするとき、去り際がとても大切だと著者は言います。
来たときよりも帰る時のほうの笑顔がいい。
(中略)
また来たくなる、また欲しくなる。
帰り際、終わり際が大切。
また来たいと思わせられるか。
また使いたいと思わせられるか。
また会いたいと思わせられるか。
「また」があるように思わせられるか。
大切なのは入り口ではなく出口だったりする。
(P.175 より)
人と会うときは第一印象が大切だというのはよく言われることですが、終わりの印象も第一印象と同じように大切です。
終わりよければすべてよしの法則
終わりよければすべてよしと言いますが、実際に心理学では「ピークエンドの法則」というものがあります。
簡単に言えば、人と会ったとき、去り際に良い印象を与えるともう一度会いたいと思ってもらいやすくなる法則です。
去り際が笑顔で丁寧におじぎをしてくれる店員のいる店と、去り際がムスッとしていておじぎが短くすぐに去ってしまう店員のいる店、どちらにまた来たいと思うでしょうか。
店のサービスがどんなによくても、最後の印象の良し悪しでそのお店の最終的な印象が決まってしまいます。
このように、最後の印象はとても大切なものなのです。
去り際を丁寧にして「また」会いたいと思ってもらえる人になろう
ここで自分を振り返ってみてください。
友人と分かれるとき、笑顔で別れていますか?
「また会いましょう」とこちらから声をかけていますか?
見送らずにすぐにその場を去っていませんか?
人との別れ際、去り際は心の緊張が途切れる瞬間です。
緊張が途切れたその瞬間の自分の心は、相手からよく見えてしまうもの。
ですから、友人と会うときなどは相手を見送った後に自分が去るようにすると、悪い印象をもたれることなく丁寧な印象をもってもらうことができます。
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あなたにまた会いたいと自分から思うことが大切
何より、最も大切なのは「あなたにまた会いたい」と自分自身が思うことです。
あなたはわたしにとって大切な人ですと思いやりをもって接していれば、去り際も自然と気持ちよく良い印象で別れることができるようになるでしょう。
そして人を大切にしていると、その人から思わぬラッキーをもらえるようになります。
楽しいイベントに誘われたり、ステキなプレゼントをもらえたり、幸運の多くは人が運んできてくれるもの。
まずはあなた自身から相手を思いやって、大切にしてみてください。
その心は巡り巡って、幸運というかたちで戻ってきます。
去り際を大切にすると、また会いたいと思ってもらえることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は人気占い師である著者の、人生をより豊かに生きるための言葉をまとめた一冊。
詩的な表現のどれもが心に刺さるものばかりで、気持ちが引き締められて、自分の行動や思考を変えていこう、毎日を大切に生きていこうと思うことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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