自分の気持ちをその場面ごとにマネジメントすると、不運をズルズルと引きずらずにすみます。
これは『運を味方にする カジノで一晩10億勝つ人の法則』(片桐ロッキー寛士 著、幻冬舎)を読んで学ぶことができました。
目次
カジノの運と生活の運は別物
本書には以下のように書かれています。
ギャンブルを楽しむためには、勝負の運と日常の運をはっきりを区別したほうがいいでしょう。
どんなに大負けしても、カジノを出たらすっぱりと切り替えるのです。
カジノで負けたら仕事や家庭の運まで下がるなどと考える必要はまったくありません。
一番やってはいけないのが、負けた気持ちをそのまま家庭や職場に持ち帰ることです。
そうなってしまうと不思議なもので、そのときだけは場面を変えても悪い流れが続いてしまいます。
「あのとき、別のところに張っておけば勝てたのに」「あのとき止めておけばよかったな」そんなふうにマイナス思考のまま帰ると、日ごろの運まで悪くなってしまうのです。
それは不運がつづくのではなく、ネガティブな精神状態が日常生活に対しても影響を及ぼしてしまうからでしょう。
(P.77-P.78 より)
「あのときああしてればよかった。運が悪いな。」といったように後悔してネガティブになることはあるでしょう。
しかし、こういったネガティブな精神状態は日常生活にものすごく大きな影響を与えます。
やる気が激減してしまいますからね。
できれば引きずらないようにしたいところです。
運はその場面ごとのもの
そこで、運はいろいろな場面で違っているものだと割り切るのがいいと著者は言います。
たとえば、スポーツでの運、仕事での運、ギャンブルでの運、期末テストでの運など、それぞれが独立した運だと考えるとよいのだそうです。
「今日はツイてる」といったポジティブな状態ならいいですが、「ツイてないな」というネガティブな状態だとそのあとまで引きずってしまいます。
ですが、運は場面ごとに違うと考えれば不運はそこまで。その場面で終わりです。
そう考えることで、その後はまた新しい気持ちで次の場面に臨むことができます。
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気持ちと運のマネジメントをしよう
強いギャンブラーはこのように気持ちの切り替え、気持ちと運のマネジメントが非常に上手く、常に冷静な状態でギャンブルに臨むのだそうです。
こうした心の切り替えを日常生活でできるようにすれば不運に見舞われても、一日中、あるいはそれ以上引きずることもなくなります。
不運だと感じるときは、「場面」を意識してみてください。
悪い気持ちを引きずらないように心を客観的に見つめて、冷静に毎日を送りましょう。
運は場面ごとに違うと学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書はラスベガスの有名カジノのディーラーである著者が、お客様を観察した結果わかったカジノで勝つ人に共通する運の引き寄せ方を紹介しています。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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