「幸運になるためにはどうすればいいですか?」
と聞かれたら、
『良好な人間関係をつくること。それが運がよくなる一番の近道です』
と、わたしは自信を持って答えます。
良い人間関係をつくることでなぜ幸運になるのでしょうか。
そして、どのようにしたら良い人間関係を作ることができるのでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えしつつ、良好な人間関係をつくり幸運の確率を確実に高める13のコツを紹介します。
目次
幸運の多くは人からもたらされる
まず、幸運は大きく2つに分けることができます。
一つは「人以外からもらう幸運」です。
たとえば、
- 宝くじが当たって億万長者になる
- 懸賞でハワイ旅行が当たる
- 運よく大きな災害から助かる
など。
そしてもう一つは「人からもらえる幸運」です。
たとえば
- サプライズでプレゼントをもらえる
- 予期せず友人からステキな人を紹介してもらえる
- 普通なら入れない会員制パーティに招待してもらえる
など。
この2つを見たときに、どちらがより現実的に起こりそうでしょうか。
それは「人からもらえる幸運」です。
このように分けてみると、運がいいことというのは実のところ身の回りの人からもたらされることが多いのだとわかります。
つまり、人間関係をよくして周囲の人から好かれることで、素敵な人を紹介してもらえたり、思わぬプレゼントをもらえたり、楽しいパーティに招待してもらえたりといった「人からもらえる幸運」が舞い込みやすくなるのです。
人からもらえる幸運の確率を確実に増やす良い人間関係づくりの13のコツ
人からもらえる幸運の確率を高めるためには良好な人間関係が欠かせません。
では、どのようにして人間関係を良くすればいいのでしょうか。
以下に、わたしが読んできた幸運に関する200冊の本から得たノウハウを紹介します。
わたしはこれらの方法を意識して実践するようになってから、新しい出会いもあったり、楽しいイベントに誘われたり、お土産をもらえたりといったラッキーにも恵まれるようになりました。
一つひとつ見ていきましょう。
1. まず自分から与える
自分から他人に対して貢献できる人は好かれます。
たとえば、いつもお土産を持ってきてくれる、大変な仕事を引き取ってくれる、人の嫌う作業を進んでしてくれるなど。
こうして見ると、能力の高いすごい人にしかできないように思えますがそんなことはありません。
ドアを開けて先にゆずってあげたり、美味しいお店の情報を教えてあげたり、明るく話しかけてみたり、簡単なことから人に貢献できることはあります。
自分の得意なことを見つけて他人に対して貢献してみましょう。
2. いつも笑顔でいる
良い人間関係を作るうえで欠かせないのが笑顔です。
ムスッと怒り顔の人とニコニコと笑顔の人、どちらの人と親しくなりたいかと問われたら、答えるまでもありませんね。
笑顔はコミュニケーションの基本です。
鏡を見て自分が笑えているかをチェックし、いつも明るい笑顔でいるように意識してみてください。
3. 挨拶、感謝、気づかいをする
コミュニケーションの基本は「挨拶」「感謝」そして「気づかい」です。
そんな人間関係づくりのファーストステップである以下の言葉を心がけてみてください。
- ありがとう
- おつかれさま
- 大丈夫?
- 手伝おうか?
- さすがだね
- お先に失礼します
- いってらっしゃい
- 気をつけてね
- お帰りなさい
- いただきます
- ごちそうさま
- よかったね
- 大変だったね
これらを継続して相手に伝えることで、コミュニケーションの頻度が上がり、人間関係をよくするきっかけを生むことができます。
4. 話し上手より聞き上手になる
人はお話をするのが好きです。
そして自分の話を聞いてくれる人が好きです。
相手が気持ちよく話せるように、目を見て、相槌をうち、共感してみましょう。
相手に興味をもって質問するのも忘れずに。
5. 相手をほめる
相手を尊重できる人、相手を素直にほめることができる人は素晴らしい存在です。
ほめてもらえた人は喜び、モチベーションが高まり、より良い成果を出せるようになります。
良い成果が出ることで自分にも恩恵が得られるなら、相手をほめない手はありませんね。
相手の良い部分を見つけて積極的に伸ばしていきましょう。
6. 相手の名前を呼ぶ
接する相手の名前を呼ぶことで新密度がアップします。
自分の存在を認識してくれていると感じてもらえることで、人は無意識に嬉しくなるからです。
また、名前を呼ぶことでコミュニケーションの相手が明確になりますから、スムーズに話を進めることができます。
7. 素直に喜ぶ
人から褒められたとき、「いえ、わたしなんて」と謙遜してしまうかもしれませんが、これは相手に対して失礼にあたります。
というのも、相手はあなたに喜んでほしくて称賛の言葉をかけているからです。
せっかくほめてもらえるのですから、そこは「ありがとう、嬉しいです」と素直に喜んでおきましょう。
そうしてほめ言葉を素直に受け取ることで、相手も喜んでくれます。
8. 去り際を大切にする
また会いたいと思われる人は、去り際を大切にしています。
たとえば、見えなくなるまで笑顔で見送る、深くお辞儀をするといったほんの小さな心づかいが相手に与えるイメージを決めているのです。
去り際を丁寧にすることで、お互いに気分よくその場を終わらせることができるとともに、次回も良好な状態で会うことができます。
9. 言い訳をやめる
言い訳は人の目に醜く映ります。
特に「でも、どうせ、だって」という言い訳の3Dには気をつけてください。
言い訳を多く使う責任感のない人、投げやりな人、否定的な人は好かれません。
まずは事実を受け入れて素直に謝る。
それから必要に応じて説明をするようにしましょう。
10. すべての人から好かれようとするのをやめる
すべての人から好かれるのは無理です。
八方美人で誰からも好かれようとする人は、残念ながら誰とも深くつながることはありません。
むしろ、いろいろな人に媚を売っているように見えてしまうため、一部の人から不快に思われてしまいます。
無理にすべての人と仲良くする必要はないのです。
自分のことを心から信頼してくれる1人の人を見つけましょう。
11. できない約束をやめる
できもしないのに約束をする人がたまにいますが、約束を破ることはその大小にかかわらず人からの信用を失ってしまいます。
約束しないことも、人としての責任能力の一つ。
約束を守れない人は安易に約束をしてしまう癖がありますから、まずはぐっとこらえて「約束しないこと」を意識してみましょう。
12. 嘘をつくのをやめる
嘘をつく人を信頼できるでしょうか。
他人と良好な関係をつくるには、信頼関係が欠かせません。
仮に相手を気づかっての嘘だとしても、そのしわ寄せはいつかどこかしらに必ず表れます。
また、嘘を隠すために自分が辛くなってはそれこそストレスがたまり、不幸な結果になってしまいます。
素直に真実を伝える、これも勇気が必要なことですが、長い目で見たときはやはり嘘をつくべきではないのです。
13. 謝り癖をやめる
ドアをあけてもらえて「すみません」。
落し物を拾ってもらって「すみません」。
こうして無意識に謝ってしまう人は自己肯定感が低いのが原因。
自己肯定感が低い人は自分に自信がないために、とりあえず謝るクセがついてしまっているのです。
謝るかわりに「ありがとうございます」と素直に感謝するようにしてみましょう。
言われた人も喜んでくれるようになり、そのことで自分の言葉に自信がもてるようになります。
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まとめ:幸運になるには良い人間関係が欠かせない
最後に、人間関係を良好にするコミュニケーションのコツをまとめておきましょう。
- 自分から与える
- いつも笑顔でいる
- 挨拶、感謝、気づかいをする
- 話上手より聞き上手になる
- 相手をほめる
- 相手の名前を呼ぶ
- 素直に喜ぶ
- 去り際を大切にする
- 言い訳をやめる
- すべての人から好かれようとするのをやめる
- できない約束をやめる
- 嘘をつくのをやめる
- 謝り癖をやめる
「幸運」はとてもあいまいなもの。
しかし、良い人間関係をつくることで、「人からもらえる幸運」の確率を確実に高めることができます。
今回紹介したノウハウは誰でも実践できるものばかりなので、是非一つずつご自身に取り込んでみてください。
身の回りの人間関係を良好にして、人からもらえる幸運を増やしていきましょう。
人からもらう幸運を増やすため、良好な人間関係の作り方を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
Photo from Don LaVange / flickr
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