一緒にいても退屈でつまらないと感じる人とは距離をおいた方が、人生をムダにせず不運な時間を過ごさずに済みます。
これは『20代で身につけたい 一度、手に入れたら一生モノの幸運をつかむ50の習慣』(千田琢哉 著、徳間書店)を読んで学ぶことができました。
目次
つまらない時間は死んでいるのと同じ
本書には以下のように書かれています。
運の悪い人はつまらないとわかっていながらがまんする。
(中略)
つまらないことをしているあいだは死んでいるのと同じだ。
つまらない人と群がっているのも時間の無駄だ。
自分が成長できない、面白くない、そう感じたらさっさとその群れから飛び出すことだ。
つまらないのにがまんしているのは、自分自身にも嘘をついているし相手にも嘘をついていることになる。
がまんして謙虚なふりをしながら、実は人を見下している傲慢な人間なのだ。
(P.165-P.166 より)
つまらない仕事をしている時間、つまらない人と過ごしている時間ほど退屈なことはありません。
自分の人生をイキイキと充実させたいなら、自分が成長できない、面白くないと感じるコミュニティを思い切って抜け出ることで道が開けると著者は言います。
まず気をつけたいのは、自分がつまらない人間になっていないか
ここでまず気をつけたいのは、自分がつまらない人間になっていないかということ。
自分を客観的に見ることは本当に難しくて、ときには気づかずに相手を傷つけたり不快な思いをさせていることもあります。
以下の項目を見て、ドキッとしたものがあるなら要注意です。
- 時間にルーズ
- お金にルーズ
- グチが多い
- うわさ話が好き
- よくウソをつく
- 人からモノをもらってばかり
- 自分の意見を通そうとする
- 他人の意見に興味ない
- 自分が話してばかり
- 笑顔がない
大切なのは、他人がどう感じているか。
もし心当たりがあったなら、つまらない人間にならないように、客観的に自分をみつめるクセをつけてみてください。
つまらない人からは何の生産性も得られない
一緒にいてもつまらない人からは何の学びも得ることはできません。
反面教師にすることはできますが、その相手を尊敬できない時点で一緒にいる価値はないといえるでしょう。
つまらない人と過ごす時間、尊敬する人と過ごす時間、どちらの方が貴重でしょうか。
言うまでもなく後者ですね。
一日は24時間しかありません。
そして人生は一度しかありません。
そんな貴重な時間を尊敬できない人と過ごすというのは本当にもったいないことです。
あなたは今、つまらない人と過ごしていませんか?
価値ある時間を過ごすために、新しい人に出会う
価値のある時間を過ごすための大切な条件は「学びがあること」。
尊敬できて学びを得られる人が身の回りにいるなら、その人と過ごすといいでしょう。
一緒に過ごしているうちに多くの学びを吸収できますし、自分もこうなりたいとモチベーションが高くなります。
もし身近に尊敬できる人がいないと感じるなら、外部のコミュニティやセミナーなどに参加してみるのも一つの手です。
全く知らない人と接することで思わぬ出会いと巡り合うことができます。
趣味が同じ、仕事の業界が同じ、出身地が同じ、考え方が同じ、ファッションセンスが同じといった、自分に共通項のある人。
あるいは自分がまったく発想できなかった考え方や生き方をしている人とも知り合いになることができます。
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新しい人と出会うことは海外旅行のようなもの
新しい価値観の人と出会えることは幸運です。
なぜなら、知らない世界を教えてくれて自分を成長させてくれるからです。
それはたとえば、行ったことのない国へ旅行にいくようなもの。
行ったことのない国への海外旅行が楽しくないはずありません。
文化、考え方、社交性など多くを吸収でき、記憶に残り、その人のファンになることもあるでしょう。
ファンになった結果、幸運にも人生をともにできるパートナーとなるかもしれません。
つまらない人といるよりもよっぽど充実していますね。
ですから、勇気を出してコミュニティを広げ、新しい人にどんどん触れ合っていきましょう。
たくさんの人と会ううちに、自分の人生に大きな影響を与えてくれる人と運良く出会うことができるでしょう。
つまらない人との関わりをやめて、新しい人に出会うことで多くの学びを得られることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
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20代で身につけたい 一度、手に入れたら一生モノの幸運をつかむ50の習慣
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