嫌なやつから距離をとることも大切ですが、嫌なやつから学べることもたくさんあります。
これは『それを、「楽しいほう」に変えてみない? 明日ちょっと運がよくなる、思考のメモ』(F太 著、大和出版)を読んで学ぶことができました。
目次
嫌な人のことを考える時間は短くしたい
本書には以下のように書かれています。
「無知な人」は、自分の中にある有益な智恵に気づかせてくれる。
「努力しない人」は、自分がなにについて努力しているか思い出させてくれる。
「人の気持ちを考えない人」は、自分がどういう点で人を気遣うのが得意か教えてくれる。
「生理的に無理な人」は、自分自身の美意識に気づかせてくれる。
人を頭の中で勝手にさばいてしまっているようなとき、自分自身のことを考えるように仕向けるための言葉。
人のことをとやかくいう時間はできるだけ短くしたい。
(P.109 より)
世の中どこにでも嫌なやつはいます。
嫌な人が近くにいるときは、その人のことを時間をかけて批判するのはもったいない。
そんなときは自分に目を向けて、「こうはならないようにしよう」という反面教師的な自分のものさしにしてみてください。
ただ「嫌なやつだ」と考えて終わるよりも、何かしら自分の肥やしにしたほうが生産的です。
発想を転換して嫌な人から学ぼう
一番良い方法は、嫌な人、自分の幸福感とかけ離れている人と距離を置くことですが、職場などでどうしても付き合わなければならない場合も出てきます。
そんなときに上で紹介したような発想の転換をするとよいでしょう。
人は嫌なことを考えていると、考えたくもないのにいつも考えてしまう習性があります。
「考えてはいけない」と思っていると逆にそのことを考えてしまいますから、一度見つめてから自分の中で踏ん切りをつけることが大切です。
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他人の悪いところを自分の肥やしにして成長しよう
嫌なことを長々と考え続けるのは心にとっては重く苦しいこと。
他人の悪いところを考える時間はできるだけ短い方が良いです。
それよりも自分の良いところを考えることに時間をかける。
そして、他人の悪い部分は見るけれど自分の肥やしにしてそれでおしまい。
自分にとってその肥やしはどう生かせるかと前向きにとらえることができると、小さな幸せを見つける思考が身に付きます。
是非これから実践していきましょう。
距離を置くことが難しい嫌な人への考え方を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
それを、「楽しいほう」に変えてみない? 明日ちょっと運がよくなる、思考のメモ
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