初対面の相手と親しく印象よくなる、とても基本的な3つの会話のコツがあります。
これは『強運は「行動する人」だけが手に入れる: 歌舞伎町No.1ホストが教える運の鍛え方』(信長 著、学研プラス)を読んで学ぶことができました。
目次
初対面のときは「どれだけ共感できる時間をつくれるか」が大事
本書には以下のように書かれています。
「初対面において、相手にどれだけいい印象を与えるか」は、その後の運を大きく決定することになってくる。
(中略)
初対面の際の印象づくりで大事なのが、「どれだけ共感できる時間を共有できたか」ということだ。
(P.129-P.130 より)
初対面の相手とトークをするとなると、マニュアルを使って話したり、自分が話をリードしたりといろいろと気をつかいそうなもの。
しかし、初対面の人と話すときはそんなマニュアルよりも、どれだけ共感できる時間をつくれるかが勝負になってくるのだと著者は言います。
出会いの幸運を逃さない!初対面の人に好印象を与える会話のコツ
そこで、初対面の人と共感できる時間をつくり、好印象を持ってもらえる3つのコツを紹介します。
1. 会うまでに時間の余裕があるなら、相手をリサーチして共通の話題を準備する
初対面の相手が受ける印象は、第一印象を含めて、ものの10分で決まってしまうのだそう。
ではそんな短い時間の中でどうやって「共通の話題」を見つけるのでしょうか。
そこで大切なのは「事前の準備」です。
初対面なのに事前の準備ができるのか、と思うかもしれませんが方法はあります。
たとえば、
- その人を知っている人から、趣味、好み、最近の状況などをヒアリングしておく
- SNS、ブログなどからその人のよい言葉を集めておく
- 書籍を出版しているなら本を読んでおく
など。
初対面だからと行き当たりばったりに話をしても、相手の心はつかめません。
トークの上手な人は、初対面のときこそ、その人について周到に準備して「共通の話題」を用意しておきます。
2. 質問をして聞き役に徹する
初対面の人と会うまでの時間に余裕があるときは準備ができますが、急に出会って話をすることになることもあるでしょう。
そんなときは、話の主導権を相手にわたすことが大切です。
こちらが相手に質問を投げかけて、相手に話をしてもらうようにします。
そして、相手の話をよく聞いて、目をみながら笑顔であいづちをしてみてください。
人は自分の話を親身になって聞いてくれる人に好感をもつもの。
相手は自分の話を気持よくさせてもらえることで満足してもらうことができます。
3. 魔法のほめ言葉「素敵ですね」「さすがですね」を使う
また、相手をほめることでもよい印象を持ってもらえます。
本書では男女別に2つの言葉が紹介されていました。
女性に対してのほめ言葉は「素敵ですね」。
男性に対してのほめ言葉は「さすがですね」。
人はほめられると気分がよくなるものです。
この2つを意識して相手をほめることで、気分がよくなってもらい、より親しくなることができます。
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初対面の人と話すときは「準備」と「聞き役」と「ほめ言葉」を意識しよう
まとめますと、初対面の人と会話するときに大切なのは大きく以下の3つ。
- 相手の情報を集めて準備をする
- 話の主導権を相手に渡して聞き役になる
- ほめ言葉をつかう
何より大切なのは「ウェーイ」といったノリのよさではなく、相手と親身になること。
今回紹介した方法は、誰でも実践できる、相手と共感できる時間をつくるための会話術です。
もし、初対面の人とうまく話せないと思っているなら、今回紹介した方法を是非試してみてください。
人間関係が良好になるにつれて、人からもらえる幸運も増えていきますよ。
初対面の人と会話上手になる会話術を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、歌舞伎町NO.1ホストが、自身の人生経験を通して学んだ運がよくなる行動について教えてくれる一冊。
願うだけではなく「行動」することで幸せや幸運は引き寄せることができることを学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。