幸運な人、尊敬する人、理想とする憧れの人のマネをすると、その人と同じように幸運になることができます。
これは『幸運がやってくる100の習慣』(植西聰 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
うまくいっている人のマネをしよう
本書には以下のように書かれています。
私は人付き合いが苦手で、周りに苦手な人がいたんです。
でも、社会人としてそれではいけないと思って、仕事ができる上に、いつも笑顔で人気者の先輩のマネをしてみることにしました。
(中略)
最初は簡単ではなかったけれど、先輩のマネを続けるうち、会社の中の嫌いな人が減っていきました。
私が相手に親切にすることで、相手の態度も変わって、それまで苦手だった人のいい面が見えるようになったからです。
(P.154-P.155 より)
「学ぶ」という言葉は「真似ぶ」という言葉が語源と言われています。
マネをすることはれっきとした学びの活動です。
スポーツ選手や有名なモデルやアイドルなど、誰でも憧れてマネをしたことがあるのではないかでしょうか。
まずは身近な運のいい人からマネてみよう
マネをするというのは、その人のいいところを分析して抽出するステップが必要になります。
その過程で、憧れている人の成功法則を見つけ出し、再現していくのがマネです。
まずは身の回りの近くにいる幸運な人、尊敬できる人、見習いたい人、憧れの人を観察してみましょう。
笑顔が絶えない、自分から挨拶をしている、清潔感がある、根回しが上手い、本をよく読む、運動している、使っているペンがかわいい、など、考えられる可能性を洗い出していくことで、マネする部分が具体的になります。
そして次はそれを自分で一つずつ試していきます。
そうすることで、なぜこの人は運がいいのか、なぜ成功しているのかを身をもって理解することができます。
さらに、今までの自分の殻をやぶって新しいことに挑戦することになるので、いろいろなものを吸収でき、学びを得ることもできます。
一つひとつトライアル・アンド・エラー
すでに成功している人のマネをするわけですから、成功しないはずはないんです。
もし、マネしてみてもうまくいかないときはやりかたが違うのかもしれません。
これはトライアル・アンド・エラーで根気よく試していく他ありません。
でも、試しているうちに変化が出てくるはずです。
何だかラッキーが続く気がする、周りの人が優しくなった気がする、自分に自信がでてきた気がするなど、その違和感を感じ取ることができれば大成功。
その成功方法を自分のものにしてしまえば憧れの人に近づけます。
こうして幸運な人のマネをすることで、幸運になるための要素も見えてきます。
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学びはマネから
学びはマネから。
マネることは決して恥ずかしいことではありません。
優れている物や人はマネされる運命にあります。
ブランド品やアイドルなどがよい例です。
そこから自分のオリジナリティを生み出していけば、最終的に自分ならではの成功・幸運法則を見つけることができるでしょう。
今回紹介した方法は時間がかかりますが、とても基本的な方法です。
普段会えない人をマネしたいときは、その人の執筆した本やSNSやブログなどを参考にすると良いでしょう。
尊敬できる憧れの人をつくって、是非今日からいいところをマネしてみてください。
幸運な人のマネをすることで幸運に近づけることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、タイトルのとおり幸運になるための誰でも簡単に実践できる習慣を学ぶことができます。
使わないものを捨てる、電話帳にまだ入っている元恋人のデータを消すなど、思い切って手放すことの大切さを説いているのが印象的な一冊でした。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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