数々の苦難をこえてきたIKKO氏。そのコンプレックス克服法を実践することで幸運に、そしてエレガントになることができます。
これは『IKKO女の法則 幸運を引き寄せるココロとオンナの磨き方』(IKKO 著、世界文化社)を読んで学ぶことができました。
(本記事には「おネエ」という表現が数回出てきますが、読者にIKKO氏をわかりやすく表現する上で必要と判断し使っています。)
本書には以下のように書かれています。
目次
IKKO流コンプレックスの克服法
嫌な声、嫌な仕草、嫌な顔、嫌な癖、それらをどうしたらいいのかを考えて努力をし、それを克服できたときには誰よりも大きくなれる。
問題は「私ってダメな人間ね」と思ってしまうか、それとも「どうやって変えたらいいか」と考えられるか、ということなんです。
特別にコンプレックスのない人間なんておもしろくもなんともないものよ。
コンプレックスをバネにしてこそ、人は成長できるものなんです。
(P.84-P.85 より)
コンプレックスがあるからこそ、人は大きく美しく成長できる。
おネエとして辛い人生経験をしてきて、それを克服してきたIKKO氏だからこそいえる言葉なのでしょう。
では、どのようにしてコンプレックスを克服してきたのか。
IKKO氏は本書で以下のように語っています。
タイムリミットを決めなさい
人生で何かを決心して新しいことを始めようとすると、必ずこえなくてはならない障害がでてきます。
大きな分厚い壁にはばまれたり、暗闇の中でもがきながら行ったり来たり。
そんな心が折れそうなときは、あえてタイムリミットを設定するといいのだそうです。
3年、5年、10年、と期間を決めて、時間的なゴールを設定することで、継続する気持ちを高めることができます。
マラソンのマイルストーンのようなものです。
「あと何ヶ月でチェックポイントだ。それまで頑張ろう!」
そうして確実にゴールまで進んでいると言う気持ちを保ちながら、心が折れずに進むことができるのです。
よい噂も悪い噂もあなたが注目されている証拠
人と違うことをしていると、何かと噂されるもの。
よい噂ならいいですが、悪い噂が立つこともあるでしょう。
もし悪い噂をされていると感じるときは、以下のように考え方を変えてみてください。
「何も魅力のない人は噂さえされない。それだけ自分には魅力があるんだ。」
噂をされるのはそれだけ自分が注目されている証拠。
価値のないものに人は目を向けません。
ですから、悪い噂、誹謗中傷などはそのまま聞き流して、噂を今の自分がどんどん輝きを放ってきていることを知るバロメーターとしてみましょう。
必要なことは惜しまず自分へ投資しましょう
時間、お金。
あなたはこの二つを誰のために、何のために使っていますか?
あなたが実現したいこと、克服したいことは何でしょう。
恋愛や仕事など、大切なものはたくさんあるけれど、優先順位をつけるのを忘れないでください。
自分を大切にできない人は人を大切にできません。
自分の気持ちに正直になって、優先順位をつけて、今自分にとって必要なものに投資をしましょう。
そうして一歩一歩成長することで、コンプレックスや困難を克服でき、次の行動に移す自信につながります。
自分を好きになってほしい
自分が自分を好きになれないのに、エレガントになることができるでしょうか。
男としての、おネエとしての、女性としての自分を認めて好きになってきたIKKO氏は、人生の中でいろいろものをみつけてきました。
もし今の自分にコンプレックスがあり、辛い日々を送っているなら、IKKO氏の精神を学んで実践し続けてみてください。
きっと勇気をもらえ、報われる日がくるでしょう。
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IKKOさんへ
この度は幸運にも本書と出会うことができました。ありがとうございます。
本書を読み、IKKOさんの苦悩とそれを克服してきた強い想いに感激しました。
正直、ファンになりました。
この本は、IKKOさんの内面の多くををさらけだしていて、共感できる人も多いと思います。
人として強くなくては書けない内容です。
自分を受け入れて好きになり、認めてきたからこそできるのですね。
わたしも乗り越えなくてはいけない困難はたくさんありますが、IKKOさんのように、強く、しなやかに、美しく生きて人生を楽しんでいきます。
今後もご活躍の幅を是非とも広げてください。
TVなどで拝見できるのを楽しみにしています。
コンプレックスを克服するためのIKKO流の精神を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は美容家として絶大な人気を誇るIKKO氏が、美しくメイクアップするための知識を丁寧に教えてくれる一冊。
メイクの方法、オススメの化粧品や美容品など数多く紹介されています。
また、おネエとして生きていく上での困難の克服法、前向きになるための心構えなど、人生の教訓も深く学ぶことができます。おネエ必読の一冊。
おネエがまだ浸透せず、その文化が理解されない時代を生きてきたIKKO氏だからこそわかる辛さがあります。
本書はそんな苦しい人生を強く生きていくための精神が凝縮されていました。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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