たくさんの問題を抱えていて、自分が無能だと思っている人ほど、「夢を抱えている」と思うことで心がすっと楽になります。
これは『仕事運が強くなる50の小さな習慣』(中谷彰宏 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
トラブルメーカーになろう
本書には以下のように書かれています。
あなたは、トラブルが多いですか。
あなたは、アクシデントが多いですか。
あなたは、クレームが多いですか。
あなたは、失敗が多いですか。
あなたは、問題が多いですか。
あなたが抱えている、トラブルとアクシデントとクレームと、失敗と問題の合計が、あなたの能力だ。
問題が多いのは、能力がないからではない。
能力がなければ、問題にも気づかない。
能力があるから、他人が気づかない問題に気づくことができるのだ。
今日、いくつ問題を抱えこみましたか?
(P.69 より)
「毎日失敗して怒られてばかり。何で自分はこんなにもできないんだろう。」
そう感じている人ほど、実は能力があり、大きな夢を持っている証拠なのだと著者は言います。
大きな夢を持っている人は、遠くを見すぎている
小さな失敗が多いと、「何で自分はダメなんだろう」と落ち込んでしまいます。
しかし、これは大きな夢をもっているから。
大きな夢を持っている人は少し遠くを見すぎているのです。
遠くを見すぎているから、足もとの小さい「課題」に目が行かず、小さな失敗を繰り返してしまいます。
もっと目の前の課題に目を向けてみよう
ここで大切なのは、目の前の「問題」を「課題」としてとらえること。
「課題」としてとらえることで、自分の夢のために越えるべきものだと思い、がんばることができます。
そして、課題を一つひとつ解決していくことが大きな夢を実現するための一歩と考えることができ、仕事へのモチベーションも高めることができます。
もし「問題が山積みだ」と思っているなら、自分が無能だからだと考えず、ポジティブにとらえてみてください。
たくさんの課題を解決してきた自分は無能なんかじゃない
誰でも失敗はします。
みんな落ち込むことはあります。
そこで立ち直れるのは、「大きな夢をもっている」から。
あなたは何度も落ち込みながらも、何度も立上がってきたのではありませんか?
それは叶えたい夢がある証拠です。
無能なのではありません。
それだけたくさんの問題を何とか解決してきたんですから。
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コツコツと地味に輝く人が幸運をつかむ
自分に自信をもってください。
目の前の小さなトラブルは大きな夢実現への課題、そして階段。
何ごとも前向きに取り組んでいる人はステキに見えるものです。
辛いかもしれませんが、歯を食いしばってがんばっている。
そんな地味に輝く人に、人は心打たれます。
ねぎらいの言葉をかけてくれたり、昇進させてくれたり、ステキな人を紹介してくれたりといった幸運な体験をプレゼントしてくれます。
あきらめずに一歩を積み重ねて大きな夢を実現しましょう。
仕事でトラブルが多いときのモチベーションの高め方を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、仕事の上手な進め方や心構えをシンプルな詩を通して教えてくれる一冊。
50ある項目は読んでいて勇気を与えてくれるものばかりで、明日からがんばるぞ! というやる気を持つことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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