幸運な人、運がいい人はなぜか時間に余裕があるように見えます。
家庭や仕事、やることはたくさんあるはずなのに、それを淡々とこなし、自由な時間をつくり、楽しそうに過ごしている。
一体わたしと何が違うんだろう???
と、疑問に思っていたので、身近にいる幸運な人を徹底的に観察してみました。
すると、ある行動の軸が見えてきたんです。
わたしはこの方法をまねして実践することで、確実に自分の時間を増やすことができるようになってきました。
そこで今回は、幸運な人から学んだ時間の作り方・使い方を紹介していきます。
時間の作り方・使い方が下手なゆえ自分が不運だと思っているなら、是非改善のための参考にしてみてください。
目次
時間の作り方・使い方が上手いと幸運になる
まず、時間の作り方・使い方が上手いと幸運になる理由を簡単に説明しておきましょう。
できる人は忙しいにも関わらずなぜか「運よく」チャンスをつかみ自分の高い目標を達成していきます。
しかしそれはただラッキーで達成したのではなく、チャンスが現れたときに逃さずキャッチできるように毎日準備しているからなのです。
チャンスをつかむ準備ができている人とできていない人では、チャンスをつかめる可能性に雲泥の差ができます。
そしてチャンスをつかんだ結果、周りからは「幸運をつかんだ」ように見えるのですが、実際には毎日時間を作り、努力して時間を有効に活用していたからこそ達成できたことなのです。
幸運な人の時間の作り方&使い方のポイント
では、そんな幸運な人たちはどのようにして限られた24時間の中から自分の時間を作り出しているのでしょうか。
以下にその方法を紹介していきましょう。
「なぜそれをするのか?」理由を説明できる
運がいい人は、無駄な行動をしません。
目的をもって意味のある行動だけをしています。
たとえば、何となく「みんながやっているからわたしもしよう」と周りに流されて行動することはありません。
何のためにそれをするのか? 自分にとってその行動に意味はあるか? あるいは役に立つか?
そういった問いかけを自分にして、常に行動に意味を持たせるようにしています。
自分の行動を丁寧に精査していくと、本当に大事なことというのは驚くほど少ないもの。
それだけ今の生活は自分の人生にとって大切でないことで満たされているのです。
そのことに気づいて、「この理由のためにわたしは今これをしています」と言えるように、意識してみてください。
人生の時間は有限なのですから、自分の行動も取捨選択して意味のあることだけに集中してみましょう。
他人でもできることは任せ、自分でやることを減らす
すべて自分でやらなくてはいけないと思っていませんか?
家事だけでみても料理、食器洗い、洗濯、洗濯干し、掃除、買い物など、やるべきことは挙げればきりがありません。
そこで、自分以外のモノ・人にお願いして時間を作り出してみましょう。
- 料理
→惣菜品やデリバリーを利用 - 食器洗い
→食洗機を買う - 洗濯、洗濯干し
→乾燥機能つき洗濯機を買う - 掃除
→週一回家事代行をお願いする - 買い物
→生協の宅配サービスを利用する
このように、現代では機械やサービスに仕事をお願いして自分の時間を作り出すことが簡単になりました。
お金を上手に活用して、自分のための時間を生み出しましょう。
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ランチは一人で食べる
楽しいランチの時間、友達といろいろなおしゃべりをしながら過ごしている人も多いでしょう。
しかし、考えてみてください。
その時間が何かの役立ったことはありますか?
一見楽しいランチですが、見方を変えればただ単に時間をダラダラと消費しているだけです。
幸運な人はランチの時間も無駄にはしません。
サッと一人でランチを済ませ、昼寝をする、読書をする、英語を勉強するなど、自分の目的に沿った行動をしています。
「せっかくのランチくらい…」と思うかもしれませんが、そうした小さな時間を自分の目的のために使えるかどうか、その小さな積み重ねが人生を大きく変えます。
意味のあるランチタイムを過ごしましょう。
お酒を飲む時間を決める
家に帰ってきて食事と一緒にお酒を飲むこともあるかと思われますが、そのあとの時間はどう過ごしているでしょうか?
テレビ? SNS? ネットサーフィン?
お酒が入るとリラックスできる代わりに、思考力が低下してしまいます。
貴重な自分の時間があるのですから、自分のゴールのための行動をしてからお酒を飲むようにしてみてください。
たとえば、「今日は食後に英語を勉強をして、そのご褒美としてお酒を飲もう」といった具合です。
自己研鑽の時間をつくらなくては、成長できないまま。
大切なことを終えてからお酒は飲みましょう。
共感できない人と過ごす時間を減らす
会社の付き合いの飲み会で自分のお金と時間を奪われたことはありませんか?
行きたくもない飲み会に参加するのは愚の骨頂です。
自分の貴重な時間を無駄にしないためにも、勇気をもって「NO」の一言を伝えましょう。
お酒を飲むにも、食事をするにも、仕事をするにも、旅行をするにも、「誰と一緒に行動するか」で人生の質が変わります。
一緒にいて「なんだか嫌だな」と違和感を感じる人とは思い切って距離をおいてみてください。
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生活をルーティン化、パターン化する
時間を作るのが上手い人は、生活をパターン化して自分で考える時間を減らしています。
たとえば、「今日は何を着ていこう」と毎日服のコーディネートに悩んでいませんか?
他にも「今日は何を食べよう」「今日はどの店に入ろう」「今日は何をしよう」などと悩むことは、小さな時間ではありますが積み重なるととてつもなく大きな時間になります。
多くの選択肢の前で無意識に悩む時間は思いのほか多いもの。
そこで、自分の行動をパターン化してしまいましょう。
月曜日はこの服を着て、この店で食事をする、といったようにあらかじめ自分の行動を決めてしまうのです。
やることが決まっていると、無駄に考える時間がなくなって毎日がスムーズに運びます。
その積み重ねによって時間をつくりだすことができるようになるのです。
並列作業、ながら作業をやめる
意外に思うかもしれませんが、ながら作業は効率的に見えて実はとても非効率なものです。
たとえば、
- SNSをチェックしながら仕事をする
- テレビを見ながらアイロンがけをする
- 電話をかけながら掃除をする
など、
こうしたながら作業は「マルチタスク」と呼ばれており、人間の脳が苦手としているものなのです。
人間の脳は複数のことを同時にこなせるようにはできていません。
平行して複数の作業をこなしているとなんだか効率的な気がしますが、気のせいです。
一つのことを終わらせてから次の作業に手をつけた方が、全体的な効率は上がります。
もし自分がマルチタスクをしているなら並列作業ではなく、一つひとつ確実にこなしていく直列作業にしてみましょう。
パレートの法則を理解して完璧主義をやめる
「パレートの法則」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
この法則は「80対20の法則」とも呼ばれており、「成果の80%は20%の労力によってつくられる」というものです。
反対に、残りの成果の20%には80%の労力が必要になるということ。
つまり、完璧を目指してしまうと、残りの20%の成果のために自分の労力の多くを費やすことになってしまうのです。
心当たりはありませんか?
資料は完成しているのに細かい部分が気になって手直しをしていたら思いのほか時間がかかってしまった。
そうして完璧を目指していると、大切な時間をどんどん消費してしまいます。
多くのものは最初の20%の労力で大半の部分が出来上がるのです。
見切りをつけて、完璧主義をやめて、効率的に作業をこなしましょう。
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時間の作り方&使い方を変えて、幸運をつかもう
いかがでしたか。
自分の時間を作る方法を学ぶことで、周りの何も考えていない人よりも使える時間が多くなります。
つくり出した時間を上手に活用して自己研鑽すればスキルがつく。
そしてスキルがつけば新しい仕事や新しい収入源をつくることもできるようになります。
そこで得られたお金をまた活用して、自分の時間をつくる…(以下繰り返し)
このようにして時間を作り出し、成長し、チャンスをつかんで幸運になっていくのです。
まねできそうなものはどんどん自分に取り入れて、時間を上手に作る・使えるようになりましょう。
時間の上手な作り方&使い方を実践して、少しずつ成長できている実感がある。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
Photo from menard_mickael / flickr
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