厳しい人生を乗り越えてきたハリウッドスターの名言は、幸運になるヒントを教えてくれます。
今回読んだのは『ハリウッド・スタイル 幸運をつかむ言葉』(マックス桐島 著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
今回は本書より、ハリウッドスターたちの名言5つを紹介します。
どれも心に刺さるものばかりですので、是非楽しんでいってください。
目次
幸運に欠かせない、ハリウッドスターの5つの名言
フェルナンド・ラマス(俳優)
動かない時計だって、日に二度は正確な時間を知らせる。
壊れて針が止まった時計が1日に2回正確な時間を教えてくれるように、何をやってもダメで短所しか見えないような人でも、必ず長所はあるもの。
どんな人にも何かしらの取り柄はあるのだから、たとえその人が未熟だとしても尊敬の念を持って接していこうという名言です。
ジェームズ・クロムウェル(俳優)
楽観主義者は言う。「コップに水が半分もある」
悲観主義者は言う。「コップに水が半分しかない」
禅の教えはこうだ「コップはいっぱい。半分は水で半分は空気」
コップに半分の水が入っていてこれをどうとらえるかという話は有名ですね。
これをさらに一つ進めて、禅に関心のあったジェームズ・クロムウェルは究極のプラス思考としてこの話をしました。
わたしたちは空気をふだんは無いものとして考えていますが、本来コップの中は空気でも満たされています。
無意識を意識することで、普段気づかなかった幸せにも気づくことができるという深い学びを得られる名言です。
ロン・ハワード(映画監督)
毎日誰かに、その人に関して好きなこと、尊敬することや感謝していることを伝えよう。
誰かに感謝すること、ポジティブなフィードバックを「言葉にする」ことで、お互いの絆を深めることができます。
特に、夫婦などの長い関係となると、恥ずかしくてなかなか感謝の言葉を伝えることができなくなってしまうもの。
そういう関係こそ、お互いに感謝していること、尊敬していることを言葉で伝えてあげると良いのだという名言です。
ホイットニー・ヒューストン(女優、歌手)
行動を起こせば、半分達成したも同然よ。
何ごともはじめの一歩を踏み出すのは恐いもの。失敗が何よりも恐いからです。
それだけに、一歩を踏み出せたときに得られる経験値は大きくなります。
最初のハードルをクリアすればあとは何とかなるものです。
自分が躊躇している一歩を踏み出して、行動しましょう。
レオナルド・ディカプリオ(俳優)
クリームの瓶にネズミが二匹落ちた。
一匹はすぐあきらめて溺れたが、二匹目のネズミは必死でもがき、クリームをバターに固めて脱出した。
俺はその二匹目のネズミさ。
この二匹目のネズミはクリームがバターになることを知りません。
どんな不運に見舞われても、あきらめなければ道が開けることもあります。
あきらめたら、瓶の底で試合終了です。
継続すること、あきらめないことが、何よりも難しいこと。
どんなに苦しくても、ゴールに向かって信じて続けることで、大きな結果を手にすることができます。
SPONSORED LINK
名言を読むと勇気づけられる!
名言はその人の深い人生の学びから得られたもの。
困難を克服したときの言葉や何かのゴールを達成したときの言葉など、人生が大きく上下しなくては得られない経験を通して発せられた言葉です。
だからこそ、その一言一言には重みがありますね。
そして共通しているのは、圧倒的ポジティブさ。
どんな状況になっても前向きにものごとをとらえる。
これこそ、幸せや幸運に欠かせない考え方です。
心が弱っているときは、前向きな名言を読み漁ってみるのも良い刺激になります。
本書は全部で53の名言とエピソードが収録されていますので、映画の名言に興味のある方は是非読んでみてください。
ハリウッドスターの心を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書はハリウッド俳優、女優、監督、プロデューサーなど、映画製作に携わる人たちの名言をまとめたもの。
それぞれの名言が語られたときのエピソードも一緒に書かれており、「カッコいい!」とハリウッドへの憧れを高めることができます。
映画好きにはたまらない一冊。
興味がありましたら是非読んでみてください。