自分の目の前のことに対していい思い出をつくろうとしていると、自然と幸せになることができます。
これは『あなたは、絶対幸運をつかめる!心理学』(和田秀樹 著、新講社)を読んで学ぶことができました。
目次
自分や目の前の人と「いい思い出」をつくると幸せになれる
本書には以下のように書かれています。
「いい思い出を残したい」という気持ちがあれば、そのときそのときの目の前にいる人間を大切にしたくなります。
一緒に過ごす時間を大切にしたくなります。
約束は守ろうとするし、正直でありたいと願うはずです。
それから相手への思いやりや親切な気持ちも生まれてくるでしょう。
自分自身も穏やかな感情になって、ゆったりとした気持ちを取り戻すでしょう。
これは理想的な人間関係になってくるはずです。
簡単にできるとは思えませんが、もしそれができるなら、誰にでも幸せな毎日が訪れます。
(P.132 より)
人生を幸せなものにしたければ、自分を含めた目の前の人と「いい思い出」を残そうと意識するとよいのだと著者は言います。
「いい思い出」は目の前のことを大切にした報酬
「いい思い出を残そう」と思うからには、他人の気分を害したり、自分の気持ちを裏切ったりするような行動はとらなくなります。
その結果、小さな「いい思い出」が積み重なって毎日が幸福に包まれていくのです。
自分や目の前の人を大切にすることで、行動に思いやりが生まれていく。
シンプルながら、とても大切な意識づけです。
まずは「今日はいい日だった」と思えるようにしよう
著者も言うように、この意識づけを習慣化するのはとても難しいことです。
目の前のできごと一つひとつをいい思い出にすることは大切ですが、始めから頑張りすぎては疲れてしまいます。
そこで、まずは「今日はいい日だった」と思うように意識してみましょう。
というのも、今日一日をいい日にしようとすれば、おのずといい思い出をつくろうとするようになるからです。
自分のことでも、他人のことでも、どんなに小さなことでもいいので、一日ひとつ「いい思い出」をつくってみるのです。
そして、その思い出を寝る前に振り返るようにしてみてください。
「今日はいい日だった」と思うことで、その日一日が幸せだったことに書き換えられ、充実した気持ちで眠りにつくことができます。
そうした毎日の習慣が積み重なってくると、今日一日を「いい思い出」にしようと、どんなときでも気分よく行動することができるようになります。
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幸せな過去は今の自分の積み重ね
過去は今の自分の積み重ね。
今日、いい思い出をつくれたなら、過去のものになってもその事実は変わることはありません。
自分の成長日記をつけているという感覚をもって、楽しい毎日の思い出をつくってみてください。
振り返った時に「ああ、あれはラッキーだったな」と、幸せや幸運に気づくことができるようにもなるでしょう。
毎日「いい思い出」を残そうとすることで、人生が豊かになると学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、人生を豊かにしていく行動心理をわかりやすく教えてくれる一冊。
今日やるべきことをして、小さな一歩を重ねる地道な継続が幸運や幸せにつながることを学ばされました。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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