自分をほめてあげる、許してあげることができるようになると、生きることが楽になります。
これは『幸運があふれる101のことば』(植西聰 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
自分を許せていますか?
本書には以下のように書かれています。
自分にあまり厳しくしないで、どんな自分でも「そのままでいいんだよ」と認めてあげるのです。
「自分のここが許せない!」などと自分を責めてはいけないと思います。
どんな自分でも許してあげましょう。
「反省すべきところは反省しよう。でも、一生懸命にがんばったことについては、自分自身をほめてあげよう」
そんな余裕を持って自分とつき合うことです。
それができるようになると、生きるのはずいぶん楽になります。
自分はそれなりによくやっています。
そのことをまず、自分自身が認めてあげましょう。
(P.163 より)
自分に厳しい人ほど、自分を許すことができません。
さらに、それがプレッシャーになって、ストレスになり、人生が窮屈になる原因になってしまうのだと著者は言います。
気づかないうちに、自分に厳しくしている
何かをして満足な結果を得られなかったときは誰にでもあるでしょう。
たとえば、専業主婦で家事をしているけれど思ったようにうまくまわっていないとき。
「主人は仕事をして働いてがんばっている。でも、わたしは働いていないのに家事さえできていないなんてダメだ。」
と考えてしまうかもしれません。
人は白か黒か、どちらかで考えてしまいたくなる生き物です。
しかし、仮に60%ができていないこと、残りの40%はできていることだった場合、40%ものがんばった部分を無視してしまっています。
もしかしたら80%はできているのに、自分に厳しい完璧主義のために「わたしはダメだ」と考えてしまう人もいるかもしれません。
できていない部分ではなく、できている部分に目を向ける
そんなときはまず、自分のがんばった部分、できている部分を見つめてみてください。
先ほどの専業主婦の例だと、
「家事がうまくできていない」
と思っていますが、
「全部はできていないけれど、終わっている家事はある。」
「洗濯して、掃除して、買い物して、料理して、できていることも実はたくさんあった。」
と、できている部分に目を向けると、そこまで自分を厳しく追い込む必要もないことに気がつきます。
自分の作業のキャパシティも学ぶことができるので、次回からは工夫して作業することもできますね。
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がんばってる自分を許してあげよう
がんばっているときはただでさえ苦しいんですから、「できていない部分」ではなく「できている部分」を見つめて自分を認めてあげてください。
それだけで、肩の重荷、胸のつかえがスッとなくなるはずです。
もっとラクに行きましょう。
もっとラクに活きましょう。
もっとラクに生きましょう。
自分のできている部分に目を向けて、許してあげることの大切さを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、著者が自身の人生を通して得た幸せになるための法則をまとめた一冊。
目標を叶える、人生を楽しく生きる、人と仲良くする方法など実用的な知識を学ぶことができるとともに、ストレスで窮屈になった心をほぐしてくます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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