目標は一つに絞ることで、力を集中できるので達成できる可能性がぐっと上がります。
これは『幸運を呼びこむサイエンス』(松田綾子 著、グラフ社)を読んで学ぶことができました。
目次
目標はレーザービームのように一つにしぼろう
本書には以下のように書かれています。
レーザービームが鉄鋼をも焼き切るように、集中したい願いは、現実を動かすパワーになるのです。
一方、何となく生きているだけだと、世界が枝分かれするたびに「あっちもいいな」「こっちもいいな」とふらふら気持ちが揺れます。
ふわあっと分散するプリズムの光のように、夢も、希望も分散していきます。
(P.221 より)
本書では科学らしく、光をつかったたとえ話で夢や目標達成の心構えについて説いています。
光がガラスなどに当たって屈折、分散するとプリズムの光のように7色の虹色に分かれます。しかし、プリズムの光では鉄鋼を焼き切ることはできません。
光のエネルギーが最も高くなるのは「一点集中」しているとき、すなわちレーザービームのようなときです。
エネルギーは分散させずに集中することで、より大きな力を発揮することができます。
目標達成もレーザービームのように一点集中
これは目標実現についても同じことがいえます。
たとえば今年の目標を
- 英語を話せるようになる
- 国家資格を取る
- ジムでダイエットする
- 料理教室に通う
- 結婚相手を見つける
のようにいくつも掲げていても、パワーが分散されてしまい、どれもが中途半端になってしまいます。
目標を達成させたいなら、レーザービームのように一点集中。
そうすることで、目標を実現するための資源(自分のエネルギー、お金、時間など)を効率よく注ぎ込むことができます。
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目標を1つ達成したら次の目標に移ろう
たくさん目標を立ててしまうのは、わたしたちがやってしまいがちな大きなミスです。
目標は一つにしぼり、それが達成できたら新たな目標を立てるという流れにした方が、同時進行で力を分散させることもないので結果的に目標達成できる数はトータルで多くなります。
1年間での目標ならば、3ヶ月ごとに1目標など、期間を区切って進めていくとよいでしょう。
目標達成にプリズムのようなキレイさは必要ありません。
必要なのは、目標達成に向けてのエネルギーです。
パワーを出すには一点集中。
この基本的な精神から学んで、目標を実現していきましょう。
目標達成するなら、一点集中の方が効率がいいことに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本は、幸運という非科学的と思われる事象について、量子力学の観点からアプローチすることで幸運を科学的に紐解いていこうというおもしろい一冊です。
理系の知識がまったくない人でもたとえ話などを用いて説明してくれているため、非常にわかりやすく読み進めることができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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