物事を反省することは大切ですが、悪かったことや後悔を探すのではなく、自分ができた良かったこと探しをすると運がよくなります。
これは『幸運に好かれる人が、密かにやっている小さなこと (セレンディップハート・セレクションシリーズ)』(松田有利子 著、学研パブリッシング)を読んで学ぶことができました。
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目次
反省会ではなく好省会をしよう
本書には以下のように書かれています。
「どこがまずかったか?」というマイナス点を見直す反省会も必要ですが、それよりも、「よかったところはどこだった?」というプラス点を伸ばす“好省会”の方がだんぜん成績がアップします。
(P.42 より)
何かを反省するときは悪かった点やできなかった点などのマイナスの部分を見つけようとしてしまいがち。
しかし、よかったところはどこかというプラスの面に目を向けることが大切だと著者は言います。
反省しすぎてネガティブになってない?
たとえば仕事で失敗してしまったとき、自分の何が悪かったのか反省するでしょう。
しかし、
「あそこがダメだった」
「ここができていなかった」
といったように、できていないこと探しをすると、気持ちがネガティブになってしまいます。
自分を振り返ることは大切ですが、できていないこと探しはほどほどにしておきましょう。
反省するときはポジティブな面もみつけるべし
そして、できていないこと探しをした後は、できていたこと探しをしてみてください。
「ここは前よりもうまくできていたな」
「あそこは自分としてもいい出来だった」
このように、仮に失敗した中にも、良かった点はあるものです。
そうやって自分を肯定してあげることで、自己肯定感が増して今後のモチベーションアップにつなげることができます。
反省するときは、極端に悪く考えないようにする
物事は、悪い側面もあれば、良い側面もあるもの。
悪い一方だけを見て、自分はダメだと考えることはやめましょう。
もし、同じ失敗をしてしまったとしても、必ず良かった部分があるはずです。
「また同じミスをしてしまった」
と落ち込むのではなく
「結果的に失敗になったけど、この点は前から改善できてる」
と、できたこと探しをする癖をつけることで、極端にマイナスの考えをもつことなく自分を肯定することができます。
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失敗しても後悔せずにできたこと探しをしよう
誰でも失敗して反省するのは辛いもの。
しかし、後悔しているだけだと、気持ちがどんどんネガティブになっていくだけです。
できるだけ、自分ができたこと探しをして、どんどん自分を肯定しましょう。
自己肯定ができるようになると、たとえミスをしても前向きに捉えることができるようになります。
自分は思っている以上にできているんです。
そのことに気づいて、前向きに反省して、一つでも自分を改善していきましょう。
失敗した後悔するのではなく、上手に前向きに反省する大切さを学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、運がいい人たちが実践している小さな70の習慣を学べる一冊。
1テーマが2ページで完結しているため、読書が苦手でも気軽に読むことができます。
興味がありましたら、是非読んでみてください。