求められていることに「+1」して、常に相手の期待を超えるようにしていると幸運が舞い込むようになります。
これは『島田秀平が3万人の手相を見てわかった!「強運」の鍛え方』(島田秀平 著、SBクリエイティブ)を読んで学ぶことができました。
目次
求められたこと「+1」をしよう
本書には以下のように書かれています。
仕事の運力は、どこよりも「仕事の現場」で鍛えられると思います。
たとえば、相手の気持ちや求めていることを先読みして行動することも、一つ。
「『ペンとって』と言われたら、赤ペンと黒ペンと、さらにメモ用紙まで渡すような人が欲しい」と、ある企業の人事担当の方から聞いたことがあります。
たしかに、そんな新人がいたら「お、できるな」と思って、目をかけたくなるでしょう。
これはたとえの一つで、すべてにおいて「求められたこと『+1』」ができると、仕事の運力はぐんぐん高まるに違いありません。
(P.66-P.67)
仕事などでお願いしていたことに便利な工夫がされていたらとても助かりますし嬉しいですよね。
そういう気づいができる人は相手の気持ちを読み取る力があるので、空気を読むことも得意だったり、人から頼りにされたり気に入られたりすると著者は言います。
ほんのちょっとの「+1」の心づかいが自分の価値を大きく上げているのです。
一度にたくさんの心づかいより、つねに「+1」の心づかい
心づかいを意識するのは大切ですが、あれもこれもと気をつかっていたら疲れてしまいますし、相手もうっとうしく感じてしまうかもしれません。
たとえば、服屋で試着などをしているとき、店員さんが「こんな組み合わせはどうですか?」と、もう一着もってきてくれることがあります。
こういったちょっとの心づかいから「あ、この人できるな」という気持ちが芽生えますよね。
たくさん服を持ってくるとこちらが迷ってしまいますから、一着くらいがちょうどいい。
ですから、ムリにたくさん心づかいを提供するのではなく、「+1」を意識することが大切です。
相手の立場で考えるクセをつける
相手の期待を超えるためには、相手の心を先読みすることが不可欠です。
といっても、難しいことではありません。
自分がこの後それを使うのだったら、あるいは何か作業をするのだったら、どういう状態だと便利かを考えればいいんです。
まずは自分がするのに便利な状態にしておく。
たったのそれだけで、今していることに工夫をほどこすことができます。
もしかしたら、そのちょっとした工夫、「+1」の心づかいは相手に気づいてもらえないかもしれません。
しかし、数打てば当たることがあるように、その小さな積み重ねが相手の期待をほんの少し超えることも出てきます。
それが自分の価値を上げることにつながるのです。
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つねに相手の期待を超えていると幸運がやってくる
ほんのちょっとだけでも期待を超えていると、相手は小さな満足を感じてくれます。
そうなると、「いつも助かるよ」と、今度は相手がこちらに心づかいをしてくれるようになり、幸運が生まれます。
それは大きな仕事として、あるいは出世として、あるいは感謝の品として、あるいは人の紹介として、思わぬ嬉しい状況が舞い込むようになります。
その幸運は、偶然舞い込んできたものではなく、つねに相手の期待を「+1」だけ超えてきた積み重ねによるものです。
幸運は自分で産み出せるんですね。
ですから、相手の期待をほんの少しだけ超えることを実践してみてください。
ちりも積もれば山となる、です。
小さな心づかいの積み重ねが、大きな幸運を運んできてくれるでしょう。
小さな心づかいの積み重ねが大切だと気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
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