自分の好きなことを表現する、そして自分に興味を持ってくれる少数の人を大切にすることで幸運になることができます。
これは『幸運はいつも迷人にやってくる』(西雄一 著、ギャラクシーブックス)を読んで学ぶことができました。
目次
大切にしなくてはならない人は誰?
本書では以下のようなたとえ話を用いて、読者に問いかけています。
あなたが、ある店のオーナーだと想像してください。
ある日、あなたのお店に3人のお客さんがやってきました。
でも、あなたのお店の前を素通りするお客さんが97人いたとします。
あなたはどちらを大切にしますか。
(P.73 より)
シンプルな質問ですが、見逃してしまいやすいとても大きな気づきを与えてくれます。
つまり「少数でも、自分に興味を持ってくれている人」こそ大切にするべきということです。
興味を持ってくれるのは、共感や期待をしてくれているから
人が他人に興味を持つときというのは、どういうときでしょうか。
それはその人に「共感」「期待」をしているときです。
この人の言うことや考え方は、なんだかしっくりくる。
この人の行動を応援していれば、もっといい世の中になるかもしれない。
こうした共感や期待が自分の中に生まれることで、人は他人に興味を持ち、好きになっていきます。
すべての人から好かれるのは無理
とはいえ、地球上のすべての人から好かれることは不可能です。
なぜなら、人は十人十色の価値観をもっていて、必ず反対の意見を持つ人が現れるからです。
何より自分という存在に気づいてくれる人がなかなかいません。
そう考えると、自分に興味を持ってくれる人というのはとても貴重な存在なんですね。
人から共感や期待されるためにはどんどん自分を表現する
では、どのようにして自分に興味をもってもらうのでしょうか。
コマーシャルを流さないことには、なかなか商品やサービスが認知されにくいですよね。
つまり、自分から何かしら発信して表現しないことには、他人から共感や期待をしてもらうことは難しいということです。
たとえば、
- SNSをつかって、自分の描いた絵を見てもらう。
- Youtubeをつかって、自分の気持ちを見てもらう。
- セミナーや勉強会を開いて、あるいは参加して、人と意見交換をする
こうした一つひとつの表現や発信を積み重ねた結果、共感や期待をしてくれる人が現れて、コミュニティが広がっていきます。
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自分を好きになってくれる数少ない人こそ大切にしよう
大勢の中から自分を選んでくれたということは、とても幸運なことだとわかります。
人間関係にしろ、ビジネスの関係にしろ、自分の持つものに共感してくれて、期待してくれる。
そんな人が少しでもいるということに気がつくと、人生がとても楽になります。
現代ではインターネットのおかげで、自分を表現して見てもらうことがとても簡単になりました。
是非、今日から一日ひとつでもいいので、何か自分の好きなことを発信してみてください。
ちょっとした発信が、自分の可能性を大きく広げてくれます。
自分に興味や期待してくれる人のありがたさを学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
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