一見ムダだと思うこと、意味のないと思うことをしていると思わぬ幸運に巡り合うことができます。
これは『どうして、あの人ばかりがうまくいくのだろう?―不運を幸運にかえる、“強運マインド”』(上田麻結 著、ポプラ社)を読んで学ぶことができました。
目次
ムダなことや意味のないことは「幸運の種まき」
本書では、ムダなことや意味のないと思われることを以下のようにとらえています。
「思いもよらない幸運なドラマ」を起こすためにもっとも大切なのは、「幸運の種」をあちこちにまき続けること。
その「幸運の種」とは、「ムダなこと」にほかなりません。
「ムダなこと」とは、「今すぐに役立つわけではないこと」「役立つかどうかが確実ではないこと」をさして言います。
(中略)
希望をかなえるために必要と思われることにしか目を向けない生き方は、かえって可能性の幅を狭くする結果になるのかもしれません。
一見、ムダと思われることをしているように見えても、つねにその志さえ失わなければ、いつだってチャンスに飛びつくことができるはずです。
(P.45-P.46 より)
ムダなことをするというのは、見方を変えれば「柔軟性をもっている」「余裕がある」と考えることができます。
この一見ムダなことをして自分の可能性を狭めない生き方をすることは、幸運を呼び寄せるために大切なのだと著者は言います。
ムダなことで気晴らしをしてみよう
そうはいっても、やっぱりムダなことをしている時間がもったいない!
と思うなら、「気晴らしの時間」をムダなことに費やしてみてください。
人生では何ごともメリハリが大切です。
ゴールに向かって動くときは動く。休むときはしっかり休む。
この休む時間を有効に活用します。
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「気晴らし」は休むと同時に行動できてお得
休むといっても、寝るだけではなく方法はいろいろあります。
「気晴らし」は心を休めることができると同時に、別の行動ができる一石二鳥の休養です。
そして大切なのは、気張らしがてらに普段しないことをしてみることです。
「たまには思いっきり羽を広げよう」と、心も体も休めて気晴らしのために新しいことをしてみる。
そうすると、そこから新しいアイデアや思わぬチャンスに巡り合うことができます。
自分の行動の幅を広げて一見ムダだと思えることをすることで、結果的にゴールへの近道になることも大いにありうるのです。
気晴らしでムダなことをする数だけ、幸運の芽が出る可能性も大きくなります。
たまには気分を変えて、新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ムダなことの中に幸運は隠れていることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
どうして、あの人ばかりがうまくいくのだろう?―不運を幸運にかえる、“強運マインド”
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