「ください」よりも「あげよう」の精神をもって行動すると幸運が舞い込むようになります。
これは『和田塾 運をつくる授業 ~あなたもぜったい「運のいい人」になれる方法がわかった!』(和田裕美 著、廣済堂出版)を読んで学ぶことができました。
目次
「ください」よりも「あげよう」で行動しよう
本書には以下のように書かれています。
「あれください、これください」と何でももらおうとする人も、運に嫌われてしまうんです。
別に人になにかを頼んでもぜんぜんいいのだけど、人に「これください、あれください」と自分からはなんのお返しもしないまま、もらうことだけ必死な、がつがつした感じがダメなんです。
だってそれは「足りない、足りない」って連呼しているのと同じになるから。
そうではなくて、あなたはすでに「持っている」のですから、その手持ちのものから
「この人と知り合ったから◯◯さんに紹介してあげよう」
「多めにみかんをいただいたから◯◯さんにあげよう」
「◯◯さんのいいところを褒めてあげよう」
という風に、頭を「あげよう」にシフトしていくんです。
(P.226-P.227 より)
「してください」といって人から奉仕してもらうよりも、「してあげよう」といって人のために何らかの行動をすることが幸運になるためには大切だと著者は言います。
「あげよう」で幸運が舞い込みやすくなる
「あげよう」の精神をもって人のために動ける人は幸運が舞い込みやすくなります。
というのも、何かをしてもらった人はその人に何かお返しをしてあげたいという心が働くためです。
心理学では「返報性の原理」と呼ばれるもの。
誰かに何かをしてあげると、この心理がはたらき「わたしも何かしてあげたい」とお返しをしたくなります。
その結果、プレゼントをもらえたり、ステキな人を紹介してもらえたり、仕事で昇給や昇格につながるといった自分にとって幸運な状況が舞い込むようになるのです。
はじめは見返りや下心をもってもいい
誰かのために動くのは本当に難しいことです。
ですので、はじめは見返りを求めたり下心をもっていても行動してみてください。
結果として人のために動くことに変わりありません。
そして、その行動が楽しくなれば、純粋に人のために動けるようになっていきます。
「みんなが喜んでるのを見るのが嬉しいんだ」といって、飲み会やパーティを主催してくれる人などがいい例でしょう。
難しく考えずに、まずは自分が楽しめることを探してみてください。
それがそのうち人のために何かして「あげたい」という行動に変わっていきます。
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運気も「下さい」より「上げよう」
本書では「下さい」と「上げよう」という表現としても紹介されています。
これは運気の上下とことば遊びをかけ合わせたものですが、どうせなら人のためにたくさん「上げよう」とした方がいいことも分かりますね。
ことばとしても、行動としても「あげよう」とした方が幸運になれます。
下心をもっていてもいいですから、是非今日から人のために何か自分にできる行動をしてみてください。
人のために何かして「あげよう」と行動することが自分のためになることを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は、老若男女誰でも自分で幸運をつくる方法を教えてくれる一冊。
運気を「山と谷」でたとえた話とイラストがとても分かりやすく、運のしくみについての一つの解釈として自然と理解しながら読み進めることができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
和田塾 運をつくる授業 ~あなたもぜったい「運のいい人」になれる方法がわかった!
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