彼氏彼女とのケンカ、あるいは夫婦でのケンカは、実は大切な共同作業だったんです。
これは『運がよくなる心と体のととのえ方67 ー ドン底から這い上がり、開運した習慣とは?』(理梨映 著、主婦の友社)を読んで学ぶことができました。
目次
カップル・夫婦でのケンカはお互いを知るためのいい機会
本書には以下のように書かれています。
カップルや夫婦のイザコザって、自分と相手を知ることでお互いの「取扱説明書」を作っている共同作業だって言うことを、知っていましたか?
だから、もめることは悪いことだと避ける必要はないし、もめるたびに一喜一憂しなくてもいいのです。
思う存分に違いを明らかにして、二人だけが熟知している「私の取扱説明書」と「彼の取扱説明書」を作ってしまいましょう。
(P.108 より)
カップルや夫婦でケンカをすることもあるでしょう。
そんなケンカは実は、お互いを深く知るためのとてもいい機会なのだと著者は言います。
取扱説明書をつくることは、相手を受け入れること
この取扱説明書をつくるという考え方はとても素晴らしい考え方です。
取扱説明書とは、その人を深く知るという考え方。
言い換えると、その人を受け入れて上手につき合っていこうとすることです。
相手を否定せずに、良いところも悪いところもその人の個性として尊重して受け入れる。
簡単なようでとても難しいことです。
ケンカは相手を受け入れるための貴重な機会なんですね。
ケンカをして学びを得ることが大切
ケンカはお互いのすれ違いから生まれるもの。
大切なのは、一体何が原因でイライラさせてしまったのかを知ること。
そのためにも、イライラの熱が冷めたらお互いに本音で語り合う時間をもうけることが大事です。
本音で語るときは否定せずに肯定しよう
本音で語るといっても、「あなたのここがダメなんだよ!」と罵倒しては火に油を注いでしまいます。
ダメなところを指摘するのではなく、「こうするともっと良くなるから気をつけてほしいな」と改善の要望を伝えるようにしてみてください。
否定されるよりも肯定された方が相手の意見を受け入れやすくなりますし、お互いに建設的な会話をすることができます。
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「ケンカするほど仲がいい」は本当だった
「ケンカするほど仲がいい」とはよく言ったもので、ケンカするほどお互いのことを深く知るきっかけがたくさんできることになります。
そうして一つずつ相手のことを知って取扱説明書を作っていけば、どんどんお互いを理解し合えて仲が良くなっていくのです。
カップル・夫婦とはいえ、2人はもとは他人。
ケンカしたときは、相手にも事情があることをまず理解して、お互いに納得できる方法を探してみてください。
仲直りを通して2人の絆はどんどん強いものになっていくでしょう。
ケンカするほど仲がいいは本当だったことを学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は開運祈祷師である著者が、自身の辛かった病気人生を乗り越えた方法や心のつくりかた、健康法を教えてくれる一冊。
「自分はダメだ」「どうせわたしなんて…」など、自分を認めてあげることができない人の心をすっとほぐしてくれて、具体的な改善策も教えてくれます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
運がよくなる心と体のととのえ方67 ー ドン底から這い上がり、開運した習慣とは?
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