魅力出しっこゲームをすると、人に優しくすることが楽しくなります。
これは『強運』(斎藤一人 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
魅力出しっこゲームとは
本書には以下のように書かれています。
人に会ったらその人の役に立つことをする。その人に親切にする。愛のある言葉をしゃべる。
そういうものの積み重ねが魅力です。
人に会ったときって、「魅力出しっこゲーム」みたいなもんです。
「今日は何点,魅力を出しました!」「明日は、何点出せるかな?」って、自分の中で魅力の新記録をつくっていくんです。
そうやって「ゲーム」だと思っていると、人に親切にすること、優しくすることが楽しくなるんです。
(P.109-P.110 より)
著者のいう魅力とは、他人に親切にできる力のことです。
普通は魅力というと、自分自身の素晴らしさを表に出すことですが、その素晴らしさの中でも外見的なものではなく、精神的な優しさやまごころについて焦点を当てています。
内面的な美しさをどんどん出していこう
魅力的な人は人を感動させることができる人です。
外見的に美しくて人を感動させることもできます。
そして、内面的に美しく、人に親切にしたり優しくしたりすることでも感動させることができます。
著者は、この内面的な美しさをどんどん出していこうと言っています。
魅力を出すのは簡単なことからできる
魅力を出すのは簡単なことからできそうです。
- ニコニコ笑顔でいる
- 気持ちいい挨拶をする
- 目を見てありがとうと言う
- 丁寧な物腰で接する
- 行動力を見せる
- ちょっと手伝ってあげる
など。
他人の役に立ったり喜んでくれることをすることで、自分の内面的な魅力をどんどん見せることができます。
魅力を出すのをゲーム感覚で楽しもう
そして、人の役に立ちたい、喜んでもらいたいという気持ちをゲーム感覚で出していくと、毎日を楽しく過ごすことができると著者は言います。
義務感や使命感で何かをすると、ストレスで疲れてしまいます。
これはあくまで「ゲーム」。
本来、人の役に立ちたいとか、喜んでもらいたいという気持ちはそれくらい気軽なもの。
慣れていないと恥ずかしかったり後ろめたさがあったりするかもしれませんが、ゲームだと思って気軽に試してみてください。
今日は1回、明日は2回・・・と続けていくうちに、自分の魅力がたくさん出て周りの人を感動させることができるでしょう。
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見返りはもとめないこと
そして、気をつけたいのは「見返りを求めない」ことです。
もしかしたら「こちらが優しくしているのに、全然反応がないからこの人には優しくしたくない」と思うかもしれませんが、これはゲームで気軽なもの。
自分がどれだけ魅力を出せるか、すなわち、どれだけ人に優しくできるかというゲームですから、自分が出した魅力の回数だけ数えればいいんです。
優しさという魅力は誰にでも出せるもの。
勇気は入りません。
もっと気軽に、ゲーム感覚で、自分の魅力を出してみましょう。
それはきっと周りの人の笑顔になって自分にかえってきます。
自分の「魅力」は、優しさというかたちで誰にでも気軽に出せることに気づけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書の著者は「銀座まるかん」の創設者で納税額日本一の実業家として知られている方。
人生を通して身につけた強運になるための処世術を独特のかたり口調で教えてくれる一冊です。
興味のある方は是非読んでみてください。
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