今回紹介する幸運になる本は、
『人生を変える!「運を呼ぶ」生き方』(西田一見 著、サプライズBOOK)。
目次
本書の紹介
本書は脳科学と心理学に基づいた、科学的に運がよくなる方法を教えてくれる一冊。
日常の「考え方」「行動」「環境」をととのえることで運をよくする具体的な方法を学ぶことができます。
本書を読んだ感想
現実的に実践可能な運がよくなる方法を学ぶことができる
本書で紹介されている方法は、誰にでも実践できるものばかり。
たとえば、
- 占いはいいことだけを信じる
- 夢や目標を言語化する
- モノを捨てて心を整理する
- 「ありがとう」と必ず言う
- 毎日寝る前に日記を書く
など。
自分の気持ちを高めたり、考え方を前向きにしたりする方法が紹介されています。
どれも簡単に実践できるので、興味のあるものから試してみるといいでしょう。
脳科学と心理学をおりまぜているので説得力がある
特に印象的なのは、スピリチュアルな要素がまったく出てこないこと。
「宇宙」「波動」「引き寄せ」など、スピリチュアルな切り口ではなく、心理学や脳科学に基づいた方法が紹介されています。
また、その方法のどれもが論理的に説明されているので、なるほどと納得しながら読み進めることができます。
ちなみに「半事実的条件」「バーナム効果」「作業記憶」など、難しそうな専門用語も出てきますが、わかりやすく教えてくれているのでご安心を。
運が良くなる方法を学びながら、脳の不思議や心理学についてのマメ知識も知ることもできます。
1テーマが見開きの2ページでまとめられていて読みやすい
本書に書かれているノウハウは1テーマが見開きの2ページにまとめられているので、テンポよく読み進めることができます。
興味のないところはパッと飛ばして、面白そうなところをじっくり読む、といったふうに気軽に読めるでしょう。
読書が苦手な方でも抵抗なくワクワクしながら読むことができます。
1週間で気づきを深める「高運ノート」つき
運を高める「高運」。
そのためには、普段の自分を振り返ることが欠かせません。
本書の最後には、自分の毎日を振り返り、明日をどのように改善していくかをメモできるノートが収録されています。
具体的な項目は、
- 今日の自分のよかった点、改善点の振り返り
- 明日の目標、決意、取り組むこと
- そのために優先してするべきこと
といったもの。
これらを実際に文字にすることで、自分の改善点がはっきりして、行動や考え方を変えることができます。
自分を振り返りながら手を動かす機会はなかなかないので、貴重な体験をさせてもらうことができるでしょう。
まとめ:価格のわりに実践すれば高い効果を期待できる一冊
本書の価格は文庫本と同じくらいと安めに設定されているので気軽に手に取ることができます。
価格が手頃なわりに、内容は実践しやすく効果が期待できそうなものばかりなのが好印象。
ただし、読むだけで幸運になれるというわけではありませんので、そこは誤解なきよう。
読んだことを実践して、継続して、はじめて効果を体感することができるものです。
実践を後押ししてくれるワークシートもありますから、本書を上手に活用して現実的に運がよくなる糸口を見つけてみてはいかがでしょうか。
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目次紹介:人生を変える!!「運をよぶ」生き方
“運”をつかんで、人生を変える
Prologue 幸せのつかみ方
運を引き寄せる脳の使い方
- 運は自分でコントロールできる
- 数値化しにくい運を“科学”する
- 「考え方」「行動」「環境」から運を呼ぶ
ポジティブな人に、運が集まる
- イメージの力が運を左右する
- 運を呼ぶための法則を知る
Chapter1 運を呼ぶ「考え方」
脳の使い方を知って運を呼ぶ
- 自分は運がいいと“思い込む”
- 肩の力を抜いて気持ちに余裕を持つ
- トラブルのよい面を見つける
- 内なる声に耳を傾けて本能と直感を信じる
- 夢や目標を言語化する
- “楽しい”を基準に物事を考える
- 短期的ではなく長期的な見方をする
- 占いは“いいこと”だけ信じる
- つまらないと感じる仕事も“面白がる”
- 5年後、10年後から現在の自分を見る
- 自分だけでなく他人にも“期待”をする
- 常識の枠を外して空気を読まない
- まずは小さな一歩を踏み出す
- 「できる」ことを繰り返し行う
- 小さな変化に気づくトレーニングをする
- 他人のことをいつも“思いやる”
- 完璧を目指さず“非完璧主義者”になる
- 他人の話を素直に“聞く”
- うまくいっている妄想をする
- ライバルの成功を一緒に喜ぶ
- コラム1 予知能力を磨いて幸せを引き寄せる
Chapter2 運を呼ぶ「行動」
行動することで、人生は「動き出す」
- 1ヵ月に4人の友人を作る
- 予測できる道ではなく、いばらの道を進む
- 初対面の相手には身だしなみに気をつける
- 疎遠になっている知人に連絡を取る
- 1日3分瞑想をして自分と“対話”する
- 毎日、寝る前に日記を書く
- 相手の短所ではなく長所を見つけて“褒める”
- 休日はジョギングで体を動かす
- ToDoリストを使って優先順位を決める
- 口角を上げて笑顔を意識する
- 物事にタイミングはない、すぐに行動する
- 相手の話を素直に聞いて理解する
- 「ありがとう」と必ず言う
- 困っている人がいたらすぐに手を差し伸べる
- 毎朝、きちんと朝ご飯を食べる
- ゴールデンタイムに就寝する習慣を作る
- 早起きして、朝日を浴びる
- 疲れたときこそ、ゆっくり入浴する
- さまざまな分野の本を読む
- クラシック音楽を定期的に聴く
- 美術館で絵画を静かに鑑賞する
- コラム2 負の感情を断ち切る脳のスイッチ切り替え法
Chapter3 運を呼ぶ「環境」
環境を変えれば、運が巡る
- モノを捨てて、心を整理する
- 観葉植物を部屋やベランダに置く
- 歓喜をして空気の流れをよくする
- 効果的に色を日常生活に取り入れる
- 新しい出会いに積極的になる
- 財布をきれいに丁寧に取り扱う
- 季節の変わり目に模様替えする
- 集中したいときは人のいる場所に行く
- 資料はファイリングしてわかりやすく整理する
- 常に鏡をきれいに磨いておく
- コラム3 お金を引き寄せるコツは“感謝”の心を忘れないこと
Chapter4 気づきを深める高運ノート
運をよぶ7日間トレーニング
- 高運ノート1日目
- 高運ノート2日目
- 高運ノート3日目
- 高運ノート4日目
- 高運ノート5日目
- 高運ノート6日目
- 高運ノート7日目
「幸せ」は、すぐ近くにある
(以上、本書目次より引用)