ときにはハッタリをかますと、自分が今までつかめなかった大きなチャンスをものにすることができます。
これは『運の強い人間になる法則』(竹村健一 著、PHP研究所)を読んで学ぶことができました。
目次
ハッタリは有言実行の第一歩
本書には以下のように書かれています。
私はよく若い人に「ハッタリの効用」を説く。
ハッタリはそのときにはハッタリであっても、約束した仕事を遂行完了させた時点でハッタリではなくなる。
むしろ、ハッタリをきかせて、自分をギリギリまで追い込むことが大切だ——。
少し乱暴なことをいうようだが、とにもかくにもハッタリをきかせて引き受けてしまえば、不思議にあとはなんとかなるものだ。
(P.94-P.95 より)
「ハッタリ」と聞いてよいイメージを持たないかもしれませんが、実はハッタリを通して自分の行動力を高めることができます。
目の前にチャンスが現れたとき、どうする?
たとえば、海外への語学留学のチャンスがあったとして、
「あなたは英語がしゃべれますか?」
と質問されたとき、自分ならどうするでしょうか。
英語に自信がある人なら「はい、しゃべれます」と言うことができますね。
では、英語が苦手な人ならどうでしょうか。
(英語は苦手だし、海外経験もないし、時間もないし、きっと自分には無理だよな)
と考えてしまう人が多いでしょう。
しかし、この考え方を持っていては、一生チャンスをつかむことはできません。
行動して、あとからつじつまを合わせればいい
ここで「ハッタリ」をつかいます。
英語を話せるわけではないけれど、
とりあえず「YES」と言ってしまうのです。
一歩を踏み出さないことにはチャンスをつかむことはできません。
そもそも、語学を勉強しにいくために留学をするのですから、はじめから話せる必要なんてないんです。
自分の言葉のつじつまを合わせるように努力すればいいのです。
やらざるを得ない状況に自分を追い込んでしまえば、どうにかしようと努力するので、おのずと必要なスキルが身に付いてきます。
いわゆる「有言実行」です。自分の言葉にコミットするのです。
まず行動する、そのあとにそれに見合う自分につくり上げることで、チャンスをつかめると同時に新しいスキルも身に付く良い循環に入ることができます。
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「できる」とハッタリをかましてでもチャンスをつかもう
自分のゴールや実現したいものが目の前に現れたとき、どうせなら行動してみてください。
それこそ「ハッタリ」をつかってでも。
行動しなければ、目の前のチャンスはつかめません。
そして行動すれば、必要な知識やスキルは自然と身に付いてきます。
なにも怖がる心配は無いんです。
行動できなかったことを後悔するくらいだったら、ハッタリをつかってでも動いてしまいましょう。
大丈夫です。死ぬことはありませんから。
そうして、ちょっとの勇気をもって行動できた人が、幸運も成功もつかむことができるのです。
ハッタリを利用して行動力をつける方法を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は行動できない自分に悩んでいる人に読んでほしい一冊。
考えるよりも先に行動するということの大切さ、そしてその行動力をつける方法を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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