自分では気づかずに人を遠ざけているとしたら、とても恐くないですか?
それを一つずつやめることで、人間関係を改善でき幸運が舞い込みやすくなります。
これは『人を惹きつけ、幸運を呼び込む方法を教えよう』(カート・モーテンセン 著、弓場隆 訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読んで学ぶことができました。
目次
気づかないうちに人を遠ざけてしまっている
本書には以下のように書かれています。
あなたは人々を遠ざけているだろうか。
おそらく、「そんなことをするはずがない」と言うだろう。
しかし、ほとんどの人が人々を遠ざけているのが実情だ。
(中略)
では、どんな行動パターンが人々を遠ざけ、自分の人間的魅力を損なうのか。
たとえば、落ち着かない、怒っている、堅苦しい態度をとる、といったことがそうだ。
人間的魅力のある人は相手をリラックスさせ、穏やかな気持ちにさせるのがとてもうまい。
あなたは相手を怒らせたり動揺させたりしているのに、自分ではそれに気づいていないことがあるはずだ。
自分では愛想よくふるまい、気づかっているつもりでも、相手を遠ざけているようなことをしているかもしれない。
(P.164-P.165 より)
自分で気づかないうちに人を遠ざけてしまっているなんて、こんなもったいないことはありません。
そこで著者は、20年間をとおして成功者の資質、習慣、心構えを研究した結果たどりついた「人を遠ざけてしまう言動」を紹介してくれています。
以下の項目に心当たりがあるかもしれないと思ったら、一つずつ意識してなおしてみてください。
無意識に人を遠ざけてしまう19の言動
- 話しすぎる
- 自分の知識をひけらかす
- すぐになれなれしくする
- 対人距離が近すぎる
- 個性を強調しすぎる
- 不要な質問をする
- 口先だけのような印象を与える
- 自分の正しさを証明しようとやっきになる
- しつこくてうっとうしい
- 情熱がない
- 最後までやりとげない
- ネガティブな態度をとる
- 一方的な事実しか伝えない
- 高圧的な態度をとる
- 誇張する
- 不誠実な態度をとる
- 欺まん的な印象を与える
- 拒絶されることを恐れている
- 見え透いた言い訳をする
いかがでしたか。
こうした無意識の言動に気づくには、自分を客観的に見つめる必要があります。
自分の一日を思い返すだけでも効果がありますから、人と接しているときの自分はどうだったか振り返るようにしてみてください。
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無意識ほど恐いものはない
無意識な言動は、自分で気づくことができません。
しかも、他人から指摘されることもないもの。
それだけに、慎重になりたい自分の側面です。
今回紹介した19の項目は、著者が多くの成功者を研究した結果得られたもの。
まずはこの19の項目を意識してみましょう。
もし自分で認識ができないのなら、親しい友人などにアドバイスしてもらうのもいいかもしれません。
無意識に人を遠ざけることがなくなれば、周囲の人との人間関係はさらによくなり、人からもらえる幸運も増えていきます。
できうる限り無意識を意識化して、自分の側面を知り、人から嫌われる言動をなくしていきましょう。
自分では意識できない人から嫌われる19の言動を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は人間的な魅力を身につける方法を学べる一冊。
30ある秘訣のすべてで、人とつきあう上で注意すべき点、実践するときのヒント、さらに効果を上げるためのアドバイス、実例紹介がされており、とても丁寧にそして具体的な方法を学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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