事実は一つでもとらえ方は無限。良い解釈で態度価値を高めよう

1日1実践 運をつかみ強く生きる31章

出来事に対する態度価値を高めることで、幸せや幸運を自分で創り出すことができます。

 

これは1日1実践 運をつかみ強く生きる31章(マドモアゼル・愛 著、講談社)を読んで学ぶことができました。

目次

態度価値とは

本書には以下のように書かれています。

「人生の意義とは何か」と問われたとき、私は「自分に訪れたあらゆる状況に対し、いかなる態度をとったかである」と答えます。

これを「態度価値」と言います。

どれだけお金を稼いだか、どれだけ出世したか、どれだけ有名になったかということより、人生のさまざまな局面で、自分がどんな態度をとってきたか。

それが本当の価値となるのです。

何かいいことがあった、悪いことがあった、そういうことで人生を判断するのではなく、困難にどう立ち向かったのか、あるいは立ち向かわずに逃げたのか。

その態度の積み重ねが成長であるし、人生の価値を決めるものだと思うのです。

幸運の連続だったからいい人生なのではない。

たとえ不幸の連続のような人生でも、いい人生になりうる。

(P.35-P.36 より)

何か不運なことがあったとして、それを自分がどうとらえるか、そしてどう振る舞うか。

そのときに毅然とした前向きな態度でいることが、人生を豊かにすることにつながるのだと著者は言います。

 

事実は一つでも、自分のとれる態度は無限にある

自分の身に不運なことが起こったとき、大きく2通りの考え方があります。

1つはその事実の通りに受け取る考え方。

「何でわたしだけがこんな目に。おかしい、ずるい、受け入れられない、上手くやっている人が憎い。」

もう1つは事実を前向きに受け取る考え方。

「この不運は自分に与えられた試練かもしれない。きっと成長するチャンスだ。前向きに乗り越えていこう。」

この2つを並べたとき、後者のほうが幸運をつかむことができます。

というのも、悪い物事を自分の成長のチャンスととらえているからです。

辛いことは間違いないのですが、取り乱さず、事実を受け入れ、前向きに解釈することで精神的に強くなることができます。

これが態度価値を高めるということです。

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事実を受け止めて、人として立派な態度でいよう

人として立派な態度とは、他人を妬んだりひがんだりせず、どんなときも前向きに凛とした姿勢を貫くことです。

これは簡単にできることではありません。

できるようにするには、不運な事実から逃げないことです。

事実を前向きに受け入れることができていないと、立ち向かうことができず心が弱いままになってしまいます。

まず、事実を受け入れる。

そして、その事実を成長の糧だと解釈する。

辛いと思いますが、その積み重ねによって態度価値が高まり、人は成長します。

 

どんな小さなことからでもいいです。

物事を前向きにとらえて、強い自分になりましょう。

 

態度価値を高めると、人生が豊かになることを学べた。

わたしはなんて幸運なんだろう。

Lucky Rookie


 

今回紹介した本書は1日1つの習慣を実践して、31日で幸運体質を身につけることができる一冊。

人間関係、恋愛、お金などの生きていく上で欠かせないものをテーマに、著者の人生から得た学びをよき相談者のような説得力のある口調で教えてくれます。

興味がありましたら是非読んでみてください。

1日1実践 運をつかみ強く生きる31章

 

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