スケジュールを前倒しで行動するだけで、心に余裕が生まれるので小さな幸運に気づきやすくなります。
これは『トトノウ 心の周波数を高めて、幸運を引き寄せる方法』(山﨑拓巳 著、SBクリエイティブ)を読んで学ぶことができました。
目次
できなかった理由の大半は「間に合わなかった」だけ
何かを失敗して「できなかった」というとき、原因の大半は動き出すのが遅かったからだと著者は言います。
多くの「できなかった」という人たちをよくよく見てみると、気がつくことがあります。
それは、彼らは「できなかった」のではなく「間に合わなかった」だけのことなのです。
できなかったのは、作業に時間がかかったり、問題が難しかったりしたせいではなく、単純に「仕掛けるのが遅すぎた」だけなのです。
(P.171 より)
たしかに、テスト勉強や仕事などで失敗してしまった原因は、実力不足というよりは着手するタイミングが遅すぎたことがほとんどです。
ということは、ただスケジュールを前倒しにして行動するだけで、次からはその不幸を取り去ることができます。
「間に合わなかった」と考えることで、失敗した原因がはっきりする
何かを失敗した原因を考えるとき、「着手するのが遅かった」と原因がはっきりしていることで、対応策が打ちやすくなります。
あれがダメだった、これがダメだったと、いろいろとダメ出しをしていると心が滅入ってしまい、やる気が無くなってしまいます。
それくらいなら、もっとはっきりしている「時間」に焦点を合わせてしまうことで、解決策をシンプルにすることができます。
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行動を早めることはできない。だからいつものスピードで行動を前倒しにする
今まで30分かかっていたものを15分で終わらす、のように作業スピードを上げることはかなり難しいことです。
作業スピードを上げることも大切ですが、頑張りすぎると必ずアラが出て別の失敗を引き起こしてしまいます。
ですので、手を動かすスピードはそのままに、スケジュールを前倒しにして行動してみましょう。
そうすれば今までと同じスピードでも余裕をもって作業することができます。
時間の余裕は心の余裕です。
心に余裕ができることで、急いでいて通り過ぎていたことやストレスで目に入らなかった小さな幸運に気がつき、喜びを感じることができるようになります。
是非、前倒しに行動して時間と心に余裕をもった生活を送ってみてください。
前倒しに行動すると心に余裕ができるので小さな幸運を見つけやすくなることに気がつけた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は心の気分を整えるもしくは高める50の方法を学ぶことができる一冊。
読んでいるとメンタルカウンセリングを受けているような気持になり、ストレスやイライラが小さくなっていく気分になれます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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