ことわざから教訓を得ることで幸運になるための考え方を身につけることができます。
これは『幸運のからくり 気づいて豊かになれる30メッセージ』(中野裕弓 著、リヨン社)を読んで学ぶことができました。
今回は本書より、人生が良くなる英語のことわざを学ぶことができたので紹介します。
目次
人生がよくなる6つの英語ことわざ
1. Good weather for ducks.(雨の日も、アヒルにとっては上天気)
雨のようにどうにも変えることができない状況でも、その状況を楽しむことはできます。
どんな状況でも、楽しめるか楽しめないかはその人の受け取り方次第だということ。
自分ではどうしようもできないことは考えるだけムダです。
それなら自分の解釈をいい方向に変えることで、現状をより好ましく感じるようにした方が人生が楽しくなります。
2. Think out of the box.(いつもの思考パターンから飛び出して考えよう)
あと一歩踏み出せないとき、実は自分の常識が邪魔していることがよくあります。
「きっとダメに違いない」「やってもムダに違いない」といった決めつけをしてしまって、自分の可能性を制限してしまうのです。
そんなときは、「自分の箱」から飛び出して、常識を疑ってみましょう。
「本当にダメなんだろうか?」「やってもムダなんだろうか?」
偉人と呼ばれる人たちは、こうした常識を疑って、自分を制限している枠を乗り越えてきました。
常識を少し疑ってみる気持ちをもつことで、自分の可能性を広げて新しいことにチャレンジできるようになります。
3. Use your china.(お客様の陶磁器を自分のために使いなさい)
他人のために我慢したり、自分を犠牲にしてしまうことはありませんか?
我慢や自己犠牲の心をもっていては、本当に幸せになることはできません。
自分をおもてなし(幸せに)できない人に人をおもてなしすることはできないのです。
お客様のための器を自分のために使ってみましょう。
自分が好きなこと、自分が喜ぶことをすることで、まずは自分の中に幸福感を生み出します。
自分の幸せを第一優先にしてみてください。
4. It’s not OK by me.(それはわたしにとってよくありません)
「NO」と言えないのが日本人。なぜなら「相手に悪いな」と思ってしまうから。
しかし、いつも「YES」と言っていてはいい人のまま。いえ、「都合のいい人」のままで終わってしまいます。
「NO」と言うことは相手を否定しているわけではありません。
ただ、「今回は遠慮しておく」という意見を伝えるだけです。
優柔不断な心からは何も生まれません。
時には相手に自分の気持ちをはっきり伝えたほうが、今後のお互いのためになります。
誘いを断っただけで離れていく人は、あなたの人生には大切ではない人なのです。
5. Fitting other’s shoes.(他人の靴を履いてみよう)
「あの人は何でわたしのことをわかってくれないんだろう。」
人に自分の心を理解してもらおうとしていませんか?
コミュニケーションで大切なのは、まず自分が相手のことを理解しようとすること。
相手の靴を履く、相手の立場に立ってみることでその人の気持ちがわかり、人間関係を円滑にすることができます。
6. Street smart.(ストリート・スマート)
学校の勉強ではなく、街で生活しながら失敗も含めた日々の体験から学んだスマートな(頭のいい)人のことです。
つまり、実体験から得られた生きるためのノウハウ。
インターネットが普及した現代では、情報の方が体験よりも先に入ってきます。
レシピを知っていても料理がつくれるとは限りません。
レシピは料理という体験を通してはじめて意味のある知識になります。
まずは何ごとも体験することから始めてみましょう。
その経験はあなたの自信につながり、次へのチャレンジの先駆けとなるでしょう。
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ことわざを自分の生活に落とし込もう
いかがでしたか。
海外のことわざも学びが多いものばかりで本当に勉強になります。
こうしたことわざは知っているだけでは意味がありません。
その意味を知った上で、自分の生活に落とし込むことではじめて有益なものになります。
「Street Smart」にあるように、何ごとも経験が一番大事。
このことわざたちをヒントに、自分の常識を越えて、考え方を柔軟にし、毎日を充実したものにしていきましょう。
英語のことわざから人生の教訓を学ぶことができた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
本書は世界銀行で人事コンサルタントをしていた著者の人生経験から得られた30の教訓をまとめたもの。
幸運になるための現実的かつ実践的なノウハウを学ぶことができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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