仕事がつまらないと思うなら、「5つの報酬」が得られているかを意識してみてください。
これは『一生お金に困らない人の運の習慣』(松永修岳 著、中経出版)を読んで学ぶことができました。
目次
仕事の報酬はお金だけではない
本書には以下のように書かれています。
仕事は「報酬」が見えないと、なかなか頑張れないものです。それでは結局、力を発揮できず、経済運もどんどん下がっていってしまいます。
(中略)
ただ、そのとき「報酬=お金」としか考えないようでしたら、もう一歩踏み込む必要があります。
なぜなら、仕事の報酬はお金だけではないからです。
(P.82 より)
仕事の報酬はお金だと考えている人は多いかもしれません。
しかし著者は仕事の報酬はお金だけではないのだと言います。
仕事から得られる5つの報酬
仕事から何が得られるのかというと、
- お金
- 幸福
- スキル
- 名誉
- 知識・知恵
を挙げることができます。
この5つの報酬が得られているかを意識すると、仕事に対するやる気を上げることができます。
仕事をするときは、5つの報酬の何を得られるか予測する
仕事がつまらなくなってしまう要因は、自分がしている仕事の目的と得られる報酬がマッチしていないからです。
たとえば、会社で自分は文章を書くスキルを身につけたいと思っているのに、作業内容はエクセルのデータ管理ばかりだったら、やる気は上がりませんよね。
これは「自分が求めている報酬(文章を書くスキル)」と「実際に得られる報酬(データ管理スキル)」がマッチしていないため。
その結果、仕事への不満が増えてストレスをためてしまいます。
ですから、自分が今する仕事、あるいはこれからする仕事で得られる報酬は自分の目的と合致しているのかを意識していなくてはなりません。
受ける仕事を見極めてやる気を上げよう
ストレスをためないためには仕事を見極めることが大切。
では、どのように仕事を見極めるのかというと、まず以下の2つは断りましょう。
- まったく報酬が読めない仕事
- 今の自分の目的と5つの報酬が合致しない仕事
5つの報酬のうち、どれも得られないような仕事は問題外。
また、「お金」は得られるけれど、今の自分に必要なのは家族と過ごす「幸福」だったとしたら、残業するほどの仕事を受けることは間違っていると言えます。
感情だけで仕事を判断しないようにする
そしてもう1つ大切になってくるのは、「好き・嫌い」「したい・したくない」といった目先の感情で判断しないことです。
感情は一過性のものなので、参考にはなりません。
仕事をするときはある程度の忍耐が少なからず必要になってくるもの。
ですから、感情といった一過性のものを参考にすると、選ぶべき仕事を間違えてしまいます。
自分の成長のためには何が必要なのか、今の自分に必要な報酬は何なのか、客観的に考えて仕事を選ぶことが大切です。
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自分の目的と5つの報酬をできる限りマッチさせよう
まとめますと、
- 仕事の報酬は、「お金」「幸福」「スキル」「名誉」「知識・知恵」の5つ
- 自分の目的と仕事の報酬がマッチしているかを意識する
- 報酬が望めない仕事、自分の望みと報酬がマッチしない仕事は避ける
- 「好き・嫌い」「したい・したくない」と目先の感情で仕事を判断しない
仕事は人生の大半を占めるもの。
それだけに、毎日の幸せを感じるためには外せないものです。
もし、仕事へのやる気が出ないときは今回学んだ5つの報酬を意識してみてください。
そうすることで、自分の中での優先順位がはっきりして、仕事への取り組み方が変わってきます。
- お金
- 幸福
- スキル
- 名誉
- 知識・知恵
これらを上手に得られる仕事を通して、幸せを感じられるようにしましょう。
5つの報酬を通して仕事の選び方を学べた。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書はビジネスに成功したお金に困らない人たちの共通点を通して、どのような習慣をもっているのかを教えてくれる一冊。
運を自分でマネジメント(管理)する方法を学ぶ事ができます。
興味がありましたら是非読んでみてください。
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