物事を継続するコツは三日坊主を繰り返すことにあります。
これは『強運を呼び込むツキまくりの法則』(桑原正守 著、マネジメント社)を読んで学ぶことができました。
目次
三日坊主は悪いことじゃない
本書には以下のように書かれています。
一般的に「三日坊主」という言葉に対して悪い印象をもつ人が多いようです。
はたして、三日坊主は本当に悪いのでしょうか?
自分を高めるとか、現状の改善、向上を図るためには、良いと思われることを三日坊主でもいいからまず始めてみることが大切です。
屁理屈だと思いますか?
でも三日坊主、三日坊主と言いますが、三日坊主も百回やれば三百日になります。
どんなことでも三百日やってみれば、何かしらの成果は得られるはずです。
三日坊主がいけないのは、三日でやめて、二度と再スタートしないからなのです。
ほとんどの人は最初の三日坊主でやめてしまいます。
これは「三日坊主」という言葉が悪い印象を与えているからです。
(P.83 より)
三日坊主が悪いと言われる原因は、ほとんどの場合が再スタートをしないことにあります。
断続的でもいいから続けることで、自分に何かしらの結果が返ってくるのだと著者は言います。
三日坊主になっても、行動した自分をほめてあげよう
三日坊主はネガティブにとらえられている言葉ですが、その陰には「行動した」という大きな成果が残っています。
行動することがどれだけ大変なことか。
たとえば、
ジムでトレーニングしよう
→ しない
英語の勉強しよう
→ しない
自炊しよう
→ しない
何かをしようと決意はしても、実際に行動に移さず終わった経験は誰しもが持っているでしょう。
それだけ最初の行動をするということは難しいことなんです。
三日坊主だからといって、自分を追い込む必要はありません。
たとえ三日坊主で継続できなかったとしても、はじめの一番大変な「行動する」という部分を突破した自分を、まずはほめてあげてください。
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三日坊主のイメージをポジティブにして何度も繰り返そう
著者の言う通り、三日坊主を100回繰り返せば300回行動したことになります。
断続的で何が悪いのでしょうか。
これはもう立派な継続です。
ですから、これからは三日坊主のイメージをポジティブなものに変えてみてください。
イメージが前向きなものに変われば、挫折したときに心のダメージが小さくて済むので、また再開しやすくなります。
三日坊主は決して悪いことではありません。
何もしないよりも、はるかに誇れる、立派な行動です。
これを自信に変えて、自分のゴールを達成して、充実した人生を送りましょう。
三日坊主はいい坊主だった。
わたしはなんて幸運なんだろう。
Lucky Rookie
今回紹介した本書は敏腕セールスマンであった著者が、自身の経験を通して得たセールスの極意を教えてくれる一冊。
幸運というよりは、対人スキルなどセールスのノウハウや成功まであきらめない精神を学ぶことができます。
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